2015/11/24

リアホイールベアリング材質変更、研磨精度調整

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これも、多くの人には、どっちでも良いことだと思います。

摺動部、回転部をスムーズに抵抗なく動かすために自動車には、多くのベアリングが使われています。
車軸部のハブベアリングもそうですし、デフのサイドフランジ、ピニオン、プロペラシャフト、
多くのベアリングを使っているトランスミッション、コンバーター、エンジンのメタルベアリング、
オルタネーター、スターター、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサー、パワステポンプ、
テンショナー、スロットルetc

ここのフリクション減は、走行抵抗減だけでなく、操舵感や、雲の上を進むような滑空感につながります。
カーボーイの取材時、えちごやの車が手で押せば動くといわれましたが、これが秘密の一つでもあります。

それにインスパイアされてのアップグレードです。

ご存じのように、ベアリングには等級があり、市販品と競技用だと等級や品物自体が違います。
ドラッグレーサーやEVや、エコカーレースでは、ハブベアリングにはセラミックボールが普通に使われています。スケートボードや自転車用もセラミックがあります。

リアのハブベアリングをワゴン用の大径、幅広サイズに変更するにあたり、
アンギュラ二列のベアリングを分解して、ベアリングボールをセラミックにしようとしましたが、
適当なサイズが見つからず、鋼球のままですが、材質と精度等級を変更、
レース内部も変更、研磨表面処理、潤滑グリスも仕様に合わせて変更してもらいました。


わかりずらいですが、動画中の対比が、処理前と研磨精度アップ後です。

純正のベアリングだと、指で押し転がして、なんとかやっと動くレベルですが、
研磨後は、押せば、するするすると動くレベルに改善しました。
ローターつけて回せば、回転し続けるレベルです。

ちなみに、500Eのリアハブ、私見たいにドラッグレースでトラクションかけてのっていなくても、
太いホイール、オフセット量の小さいホイール、純正の8J+38から、
リム幅の広いホイールにして、フェンダーのツラにあわせるために、オフセット量で調整していると、
ここの華奢なベアリングに過負荷かかかり、すぐにゴロゴロしてきます。

特に車高落としてキャンバー量が増えると、二列の鋼球ベアリングが二列並行でなく、
ラジアルの、斜めあたりになり、実質1列の負荷になるので、
通常なら10万キロ以上持つベアリングが約2万キロ未満でガタがでてきます。

タイヤ交換レベルの消耗度です

片持式のハブキャリアで、先端にハブ、その先に重たいホイールとタイヤとブレーキローターです。
オフセット変えて、テコの長さ変えることによる負担増加は想像に易いでしょう

リアがコトコトいったり、ベアリングナットが緩むようでしたら、ここのベアリングが摩耗してきてるんだと思います。