平成二十六年甲午長月十九日関東地方某所にて

先週、九月一九日 第三金曜の夜中、めっきり涼しくなった彼岸前、
関東地方某所での集まりに久しぶりに参加しました。
名ばかりの東京国際空港、千葉の成田空港から某所への直行としたものの
飛行機の到着が大幅に遅れたため、遅刻してしまいました。
仙台ハイランドのドラッグレースから移動のためにタイヤだけ戻してそのままの、ヘアライン号での参加。ところどころに、タイヤカスがまだ付いて、後席にはドラッグタイヤが積んだままです(笑)
久しぶりに見る御同輩の車はどれも、綺麗で、多々、工夫や維持のための努力が
見受けられました。やるなー!!
もう何年も前の話ですが、昔集まったときと比べると、6リッターが増えましたね。
半数以上が6リッターです(笑)
私のような後載せの方も、また新しくボアアップ、ストロークアップで6リッターを作る方、
オーバーホールする方、
既存のAMGやブラバスに手を入れて、再生される方、排気量5リッターにニトロ噴く方、
6.3になる方等、これまた多く増えてうれしい限りです。
語弊ある言い方、
誤解を恐れずにいうと、6リッターを転がす私から見れば、
現在の交通事情、
高速道路の合流、追い越しや、一般道での加減速では、
横に並んだ場合、その対象は、
現行クラウンやレクサス、ISF、C63やM、マセラティとなり、
これらに伍する、勝らなくても、ある程度のマージン内でのポジションをとるのは、
そして1700kg超の車体には、やはり6リッター、排気量で言うよりは、動力単位でいうと
約400馬力、トルク60キロ以上が必要だと思います。
欲をいえば、さらに50馬力、100馬力、いや150馬力、そして下から上まで広いトルクバンドが欲しいです。
これは、なにも全開加速の0-100km/h 4秒前半、0-400で12秒のタイム、
タイヤ鳴らして加速というだけではなく、
どの回転からでも、しずかに、しかもハーフアクセル、パーシャルでの大人しめの加速を含みます。
熱の問題さえクリアできれば、6リッターは現代の仮想ライバル車と比べて、
決定的な遜色、デメリットはなく、操舵感や取り回しのよさ、
乗った瞬間から長距離移動での満足度まで、むしろ20年前のモデル、6リッター124のほうが高いと思います。
さて、人間は群れで生きる動物ですから、
こうやって、たまに、定期的に集まり、情報交換ができる、経時劣化に挑戦する姿勢の披露は、古い車を維持する練達のオーナーのみの醍醐味でもあり、真骨頂です。
また、それは良い刺激、励み、発想転換、自己確認になりますし、焦りながらも、また楽しいひと時でもあります。
おかげで、私も、やりたいこと、さきの課題の整理ができました。
こちらはおって、ご報告したいと思います。
だんだん長くなる秋の夜長にこんなこと考えられるのは、実はとても幸せなことだと思っています。
来月は、17日 金曜日 また行けるかな?