2012/12/31

500Eにのるということ(4)-この時間を過ごせることに感謝-

残存率、どんな人?、いくら? を考えた結果、
今思うこと、実は、私たちはすごくラッキー、運が良いと思っています。


偏差値世代というか、平均点が気になる世代がそのまま年をとったのかもしれませんが、
平均的な人はむしろこの車を買わないと思います。

自動車産業が未だ主要な産業である日本に生まれて、トヨタやスバル、三菱のスポーツセダンが
新車で手に入る、アフターマーケットパーツが異常な位、安価に手に入る状況で、平均的で合理的嗜好
高性能なスポーツセダン好きなら、インプレッサやランエボ、大排気量がよければISF買うでしょう

つまり、私たちは、通常の人、合理的な経済人が価値観を見出さない、遠慮する、遠ざけるものを
評価できるオタクであり、変態であり、偏差が極端値、
その意味でセンスエリートであり。特異な価値観、能力を有しているともいえます。

何よりも幸せなのは、石油燃料が枯渇する前に、この車に出会えて、
現時点で乗れていること、乗れたこと、それは贅沢な時間を味わえたことです。
経済状態のことが話題になりがちですが、自身が健康で、自由になる時間や選択肢がなければ
運転も楽しめません。
その前提のインフラ、運転できる道路や環境もないと、またテロや戦争、犯罪を心配しなくてもよい
環境がないと成り立たないことです。

現代自動車産業のすごいことは、ジェームスワットが内燃機関を発明した頃では考えもできなかったこと、
を、産業革命の結果、個人、市民が体現出来てることです。

偉大な発明者も、まさか個人がエンジン、内燃機関を有した自動車を所有して乗るということを百数十年前に
考えてはいなかった。

しかも、それを驚くべきほど安価に均一に大量に提供できたことです。

さて、日々、修理、レストアをされている500Eオーナーならお気づきのことですが、
新車時の値段というのは、今から考えれば、驚くほど安かったと思います。
そう思えるのが名車の条件でもあるのでしょうが、大量生産のラインで部品を効率的にアッセンブリーして
デリバリーできた環境にいて、しかもそれがお金をだせば買える。しかも、その車が20年たっても健在で
部品供給がまだあるというのは奇跡だと思います。

こういう環境は、実は物凄く微妙なバランス感覚の上に成り立っているもので、
これが当たり前に思える環境で、時間を過ごせたこと、所有できたことを
この年の瀬に改めて感謝します。

みなさん 良いお年を!