2012/02/28

動弁系のローフリクション(3)

DSC_0189[1]

先の記事で写真アップし忘れましたので、こちらで上げます。

写真はえちごや謹製、手磨仕様のAMGカムです

得意のバレル研磨かけたあとに手磨きで仕上げてます。

ちなみに、なんで、えちごやの6.2Lが、AMGカムを使うかというと、
トルクが出すぎて、ATの2-3速のバンドが変速時に持たないので、トルク下げるために使ってます。
6リッターなんかでは、そこまでトルクでないので、いわゆる92カムを使ってます。

機械式4速で、ディスク増しや油圧アップは出来ても、バンド自体の強化やピストン径アップが
(GMの700Rなんかと違って部品がないので)できてないので、こういう対応しています。

判り切ってますが、ヘアライン号は、そこまでパワー出てませんが、しょせん、素のAMGですので
なかばヤケクソでAMGカムを使ってます。

絶対的速さ、o-400の速さでいったら、たぶん92カムの方が速いと思います。
そもそも、吊るしのカムの能書き垂れてる段階で程度が知れるというか、その程度なんですが
対して、みなぐちさんなんかに言わせるとカムで弄らなくても、排気管の集合部長や
インマニで併せられるといってます(汗)

まあ、たしかにフォーミュラーフォードや、厳しいレギュレーションではそうするんでしょうが、
やっぱり、民度が低い我が国ですと、吸気管、排気管の長さ、カムのプロフィールやマスクエリアで云々いうより、@@のカム、**度のハイカムとかのほうが響きが良いし、お金もとれるんでしょうね~

ちなみに、AMG 6.0・E60のカムは
2ミリ リフトで 作用角がインテークで ATDC30.0° ABDC30.0°
              エギゾーストで  BBDC15.0° BTDC15.0°だそうです。

作用角見ると、おとなしいオーバーラップの少ないカムに見えますが、
2ミリリフトなので、30°位違いますし、VVTでここから25度バルタイが変わります

本来なら、カムデーターグラフに起こして比較するべきですが、ないよりはマシでしょう
(あとでアップします)

プロフィール目視で見る限りでは、ハイドロタペット使ってますから、どうしてもゆっくり開いて、ゆっくり閉じる、トガリカム形状になります。ガツンと開いて、ドンと閉じる四角いカムではないですね
(でも、これにインテークは可変バルタイが加わって、進角、遅角で動きます)
80年代だから、まあこんな感じなんでしょう

90年代から天下のトヨタVitzなんかは、工作精度あがってるから、ハイドリックタペットなんか使わない、ノンシムのリフターです。バルブシートの摩耗と、タペット部の摩耗をシンクロさせてますから、シム調整式である必要も、そもそも油圧リフターもいらない、じゃあリフター直でいいや、という仕組みです。
(そもそも、バルブシート自体がアルミヘッドに溶射だったりします)

凄いね!これらの低コスト量産技術はベンツが逆立ちしてもトヨタには勝てないところでしょう


それでね、能書き垂れてばっかりでなくて、自分でできること、可能なことを突き詰めていくのが
チューニングです。@@がすごい、%%がえらいではなくて、@@ならどうする、制約のなかでどうするのか、
それを%%ならどうするんだろうか、とするから発展します。

その意味で、500Eは、良く言えば未発展、発展の余地は更にあると、尾張名護屋は清州城詣でて真実を見ると思います。


さあ、そこでクエスチョン、エンジンの重要部品の一つであるカム、
あなたの車、500Eのエンジン、ヘッドカバーの中でカムはどんな状態ですか?
摩耗やスラッジ、疵、虫食いがありませんか?

エンジンOHで、どこまで手を入れますか? どう取捨選択しますか?