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2012/01/30

真冬の水温報告2012

新しいATFクーラーを装着して厳寒の日中、試走してきました。
ヘアライン号は、前回同様、ATFクーラーにはサーモスタットを装着してません。
その代わりといっては何ですが、ラジエターサイドタンク内に純正の銅パイプを利用して
恒温化を図っています(なんてことないノーマル仕様です)。

つまり、純正ATFクーラー、LLC温度を利用してサーモスタット代わりにしています。
夏場、水温が低く保てれば、ATFクーラーになりますし、冬場はATFヒーター的に使えます。

写真は外気温4℃、暖気後、走行中の温度です。
さすがに冬場はビリオンのファン回転設定を変えないと、オーバークールになるので、
低速ファンの回転を82℃と大幅に夏より上げて、高速ファンは92℃とスタートとしました。

この設定だと走行してさえいれば、街中でも低速ファンも廻りません。走行風だけで冷却が賄える
エンジンファンによる駆動ロスもなし、電気無駄遣いのない究極のエコです。








LLCサーモスタットが開く70℃+でロア側の水温が安定してます。
エンジンオイルは写真では84℃です。水温+10℃前後で安定してます。
対して、ATFは一等地にATFクーラーを鎮座させたためか、50℃台と水温より、やや低めです。
50℃を超えてくれればいいのですが、サーモスタット開弁後に、ようやく上昇するラジエター水温につられて
やっと温度を上げている感じで、充分な暖気が必要なレベルです。

これ位でないと夏場の全開走行は無理なんでしょうが、真冬、屋外での始動時はマスキングが必要になるかも知れません。