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2011/08/02

TUNING POWERS 2011

  今年はTuning Powers 2011 @TRC やらないの?

 というお問い合わせを私のところにも、いただきます。

 毎年、海の日前後に、大田区TRC東京流通センターアールンBホールでやっていますが、
 今年は、東日本大震災の影響による節電のため、日中エアコンを使うことができませんので、
 秋に延期となりました。

 何年か前、空調が壊れたかなにかでぜんぜんエアコンがないところで半日やったことがあったけど
 暑かったなぁ

 正式な日程等は事務局からおって連絡、告知が有り次第、改めてお知らせいたします。

 おそらく日本で最もディープなミーティングであるTUNINGPOWERS 灯をともすことにも
 意義があると思います

 あ、今週は仙台ハイランドでD&S NIGHT ですね

 一人でも多くの方にご来場いただき、復興とドラッガー(経済学者じゃないほう)の意気地を
 見せてくださいませ
2010/07/12

チューニングパワーズ2010

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TRCで行なわれましたチューニングパワーズ2010 今年で8回目ですね
入場者も例年より多かったようで賑やかでした。

思えばポート研磨を手でやっている写真、米国PRIでその話をしたら日本人の手先の器用さを
示すギミックだと思ってました(CNC加工が普通の米国ではポート研磨はCNCでする(笑))。

ナプレックさんで、CNC加工ポートのRB26ヘッドの話聞いたときは到達感がありましたね。
不二WPCも初のフォーラム詳しいお話いただきました。MCがヘボだから話がわかりずらかったかな?

あと、Sabuライブのプリプレグカーボン作成、初参加にもかかわらず大好評でした。

写真は、搬入路でのW124とS124の2ショット(笑)

どこかで見かけた車だと思ったら、S氏の20B搭載マシン、ペリに戻ってました。
昔、府中や南部で走ってたころ見かけた車が今も動いてると嬉しいですね
家のRX3(S102)もなんとかしないと....
2010/06/18

TUNING POWERS 2010



今年もやって参りましたチューニング&テクノロジーの祭典 TUNING POWERS 2010
大田区平和島 TRCで 2010.7.10.11に開催です。

今年もMCで参加します。
良く見ると今年のポスターにも、安藤&塩原氏とエスコート安藤TYPE-M号と一緒にちゃっかり写ってますね。
昨年8秒台の闘いだったのが、今年は7秒台入りのマシンが3台、競争ってのはこんな感じで進んでいくんですね
09シーズンのチャンピオンへの表彰式もありますので、今シーズンの意気込みも聞けることでしょう

展示車輌、フォーラム等については、まだ発表できませんが、昨年以上に濃い内容のお話が聞けることでしょう
委細はおってお知らせします。
2009/07/23

Tuning POWERS 2009 その1

既報のとおり、チューニングパワーズ2009、今年も無事参加しました。例年、MCをやらせていただいており、様々なお話を直接聞くチャンスがあります。
 今年、特に印象に残ったのはドリフトサムライこと蓮沼塗装の、断熱、放熱塗装。

www.hasunuma-tosou.co.jp/

これまでも、連載でも、グラスビーズを使った断熱塗料(ヒートテック)やカーステーションマルシェのボロンコーティング、シリカコーティングといった放熱塗料については紹介してきました。

 前者は、ヘアライン号でもボンネットやルーフに塗装して、断熱、遮熱に相当の効果を実感しておりますし、後者は言うまでもなく、ラジエター、オイルクーラー、ATFクーラー、オイルパン、パワステクーラー、コンデンサー等、塗りたくっており、これまた効果を実感しています。

 ボロンもシリカも、クロック速度の上昇に伴い、発熱量が増えるコンピューター(CPU)の放熱で使用されていることからでも御馴染みです。

 サムライの凄いのは、これらをスプレーガンでなくて、カチオンやアニオン電着で塗装するところで、これにより、入り込んだ冷却フィンや通路の中まで放熱性の塗料をまんべんに塗ります。これ、スプレーだと絶対に無理なんですよね。
 ヘアライン号も、オイルクーラーの変更時と新エンジン組み付けの塗装時にはお願いする予定です。

 フォローしなくちゃと思っていることは、なんで特定の材料を混合すると、放熱があがるのかということ、加工屋さんというか 塗装屋さんは 塗料メーカーから原料買って、それ小分けして塗装するか販売するだけですから、「理屈」の部分が抜けがちです。
 だから、「なんで」の部分が抜けて、ちょっと眉唾的なエコグッズに近くなってしまう嫌いもあります。

 熱がつたわるには、放射、対流、伝導 ですから、ここでは、空気中にいかに熱を放射させるか、
どんな分子状態を作って、振動させて、熱を放射させるか といったわけなんでしょうが、ここを詳しく
話される方が少ないので、ちょっと物足りなかったりします。(つづく)


2009/07/17

チューニングパワーズ2009

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Tuning Powers2009

 ことしも、やってきました真夏の祭典、チューニングパワーズ2009@平和島

 本年も不肖MC・司会を務めることとなっております。
 実は、ヘアライン号、昨年のJDDA200813Secのシリーズチャンピオンでして
 展示車輌として表彰展示されることとなりました。

 昨年と比べると、外から見えるところですと
 排気管、マフラーの再製作byえちごや 皆口さん
 リアデフューザーの製作byRising&UCHI などで、

 新エンジンはコンロッドが製作されましたが、ピストンをDLC処理@不二WPC等
 しようとしておりまして組み付けが先に伸びています。

 国産のターボなら、ブーストアップで出せるタイムなのですが、
 NAで、ノウハウとパーツの少ないメルセデスでこれをやろうとすると
 まあ 蝸牛の歩みというか 時間(ということは費用も)も 智慧も必要です。

 その分、ゆっくり考えたり、多くのものが見えるのも事実、中古のドラッグマシンを輸入して~
 一挙タイム半減等ということも考えましたが ゆっくりやっていきます。

 シーズン一番難しかったのはオーバータイムしないこと

 前々シーズンは、13.3位のタイムでコンスタントだったのですが、フリクション低減や
 排気管等の再々見直しで 12.8/180km/hまでベストが上がりました。
 NA400馬力、1.7tのエアコン、パワステ、HIFIオーディオ付4名乗車、
 フルタンクで500km以上走行する街乗り車両としては良い感じだと思っています。

 現行のISFやM3とヨーイドンしても負け知らずです(程度が低いですが)

 なので、330m時点でアクセルを 抜く必要がでてきます。AT左足ブレーキでNAなので、ストールの心配はないのですが 0.5のリアクションタイムでは決勝フライングもあり、反省点も多いです。

 来シーズンは新エンジンとファイナル変更(2.65→3.07or3.64)で
 なんとか4速か4速フケ切りで12秒前半でゴールしたい(笑)

 こう書くと、同じ車輌のオーナーは、別世界の話のように聞こえるかもしれません。

 現実、私も最初にえちごやで皆口さんの車や ゲンロク(当時)の田中さんの車を
 好意で乗らせてもらったときのは、別世界だと思いました(2004年当時)。

 まさに「坂の上の雲」「Cloud above the slope」の感でした。
 坂を上っていけば、いつかは、あの雲に近づくんだろうか、そんな青春群像的感覚です。
 見えたけど、まだ、まだ届きません。

 あれから、5年、10年落ちの車、日々劣化、旧くなって壊れていく
 スピードが速い車を維持していくだけで大変 というのが普通でしょう。

 でも志は高く持ってもらいたいものです。できると思わないと出来るようになりません。
 
 この車の現状を、見て、下りのエスカレーターを駆け上がると表現したことがありましたが、
 最初は、治す度にあちこち壊れるでした。

 経験者から生意気にも言わせてもらえれば
 ある程度一気に駆け上ってしまって、踊り場にくれば、次のステップが
 見えてくると思います。ここは、仕事でも、勉強でも一緒ですね。

 10年前なら、中古車の値段が向こうから下がって、自分(の所得)に近づいてくれる環境 
 でしたでしょう。 

 今となっては自分が車の価値を上げるために、こちらがお金を投資して引き上げてあげる
 状況でないと とても維持はできないと思っています。

 落ちてくるのを口をあけて待っているより、自分から坂の上の雲を目指していける自分で
 ありたいです。