2017/06/30

トランスブレーキ 722.6 NAG1 エボリューションプロジェクト (13) TRANS BRAKE 722.6 NAG1. Evolution Project (13) Swedish Trans brake



スウェーデン Turbo Banditのページ

W124に 722.6 トランスブレーキなんてやってる人いないだろう等といってたら 世界は広いもので
先に装着して自走テストしてる人がいらっしゃいました。
北欧スウェーデンのターボバンディット M104に1000馬力級のターボつけてます

弱点のオートマが722.6で強化できれば、このサイズのターボも装着できます。
M104では過給かけられないといっていたプラスチックのインマニもアルミで製作して、
ステンレスのターボエキゾーストマニフォールドとあわせてます。

動画みると、コンバーターも自分で、変更して4000rpm位のようです
リアタイヤはミッキートンプソンのようですが、外径でかくしているので、後ろ上がり、
そのため、アーム角度がでていないので、トラクションが思ったよりかかっていないようです。

ドラッグマシンではなく、ナンバー付のストリートで、トレーラーひっぱって、ロシアまで
この車で旅行もするようですから、これくらいのセッティングが妥協点なんだと思います。




ミサイルスイッチがトランスブレーキのスイッチのようです。レースのときだとピンポンスイッチで
ステアリングに移すんでしょう




ターボのハウジングも自分のロゴいれてます。

窮屈なM119よりターボ化できる自由度はM104のほうが高いので、このような車が出てくるんだと思います
500Eは ポルシェがつくった特別なベンツだから などといって 安住している人には
絶対に追いつかない 6気筒のM104に仕上がっています。

日本でもこんな車でてくるといいですね
2017/06/24

トランスブレーキ 722.6 NAG1 エボリューションプロジェクト (12) TRANS BRAKE 722.6 NAG1. Evolution Project (12)


夏至もすぎ、日本ではもう少しで梅雨もあけるころでしょうか
こんなこと、もう何年もやっていますが、少し進展がありましたのでとりあげます。

トランスブレーキの主要部品である 加工したバルブボディに装着して使用sるソレノイドボディができました。
後退バックギアと前進1速ギアに同時に駆動力を伝えるよう、油圧を制御する部品です。
電磁ソレノイドのオンオフで油圧通路を変更できるようにアルミビレットで、バルブボディに合わせて
装着されるようにできています。


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バルブボディの3D図面なんてものは公開されていないので、現物をもとに、流路を解析して、
バルブボディを加工し、アルミブロックで流路を断続できるようにしてあります。
このために、クリアアクリルで型とりをしたり、位置変更、高さを検討調整したりとしています。
こんな作業、絶対自分ではできないと思います。

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加工済みバルブボディに、トランスブレーキを装着したのがこの状態です。
ステンメッシュのホースがブロックの左右穴をブリッジしているのと、
電磁ソレノイドが良くわかります。

このソレノイドをコネクターで接続し、ハンドル位置まで配線をもってきて、
スイッチのオンオフをできるようにします。

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純正のATFフィルターを装着した図になります。

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ブロックの高さが加わりますので、ATFフィルターには下駄、スペーサーをかませてあります。

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反対からの写真になります。

ご覧のとおり、フィルターまでの高さが約4cm変わりますので、1.5インチのディープパンを装着する必要がでてきます。
今製作しているアルミフィン付ATFパンでは、高さが足りないので、ATFパンの高さを足して再度製作することになります。

こんなもの絶対買う人いないので、米国製の市販のディープパンでもいいのですが、
先に、エンジンパンと合わせないとカッコ悪いっていった手前、引っ込みがつかないので、
やむなく両方、製作することにします。
とほほ

チャレンジャーやチャージャーにトランスブレーキつけたい人はいると思いますが、
日本で古いベンツに、オートマ取り替えて、
さらにトランスブレーキつけようなんて人は 絶対にいないでしょうね
2017/06/06

722.6 NAG1 エボリューションプロジェクト WPC (12) 722.6 NAG1. Evolution Project  WPC (12)

 先月えちごや いったときに、722.6やっていましたので、写真とってきました。



 えちごや 400E 722.6化を すすめるにあたって、まずは自分の車で試すそうで、
 先にオートマを分解洗浄点検、クラッチ、ブレーキ他に
 その後、研磨、WPCをあてたものです。

 メインのオイルポンプ他を、バレル研磨で面粗度を調整したのちに、
 WPC処理しています。

 722.6ばらした人は経験済だと思いますが、量産過程での合理化で、
 各部にバリが目立ちます。分解したばかりだと手を切る位のエッジがありますが、
 それもエッジを落として、その後、研磨、WPCです。



 こちらは、スプリングシム、メインシャフト、ディスクもWPC処理してあります。

 722.3と違って、580Aモデルは、枚数自体が多いので、
 フリクションロス減らすために、必用以上のディスク枚数はいれない、すべるようだったら、
 そのときとき、また、ばらして増やす、ディスクの様子みて考える、ということだそうで、
 なんでも強化すればいいやという、私なんかと比べると、非常に合理的、ローフリクション化の極みです。

 その分、各部のクリアランスを詰めて、ポルシェ996ターボ以上の、シフトフィールを求めるようです。

 あちこちで、競争が始まるのは良いことです。

 私もうかうかしてられません。
2017/03/14

メルセデス オートマティックトランスミッション 変遷

 写真はメルセデスベンツ社のトランスミッションの変遷 722.0/1から722.6まで (たぶん)

722変遷

6機がならんでいます。

一番手前は、今 ヘアライン号が載せている 722.6 NAG1 5速電子制御 シリーズのスモールNAG
(M119搭載の500Eに搭載する ビッグNAGではないです、一回り小さいスモールNAGです)

次が   722.5 5速、722.4の5速版
( W124の300E-24V とか M104のモトロニックのSLやW140、W210やC36の最初期モデルにのってたやつ)
その奥が722.4 722.3の4速 6,4気筒

722.1 分割式のベルハウジング たしかM116とかの初期モデル

一番奥が722.0 たしか 縦目の108とか でしょうか

私の場合、ベンツのオートマのモデル理解が乏しいのと、
知識経験に偏りがあるので、自分がやったことのあることしかわかりません。

でも、門外漢なりに拝見しますと、
ベンツ社のオートマチックトランスミッションへの拘りは、他のドイツメーカー、ポルシェやBMWはベンツや他社の
オートマを購入してエンジンと組み合わせたり(928は722.3でしたし、996やカイエンは722.6ですね)
ボルグワーナー社のオートマをそのまま流用しているのと比べると
相当投資をしてふるくから自社開発してます。

さすがというか、昔から、内燃機の動力を伝える変速機の重要性をわかっていたんでしょう。

自動車メーカーも淘汰、合併が続いて、前にも書きましたが、
クライスラーと一時は一緒でしたので、その流れで、米国車、クライスラーやダッジでも722.6を搭載した
モデルが多いわけです。

弄る人、競争する人が多ければ、進歩は進むわけで、
自社開発でない分、ブランド価値が高い分、コストをかけられるポルシェ社の手法や、
マイバッハやSLRの部品、アメリカのドラッグレースのノウハウや部品を、うまく組み合わせて、
享受できるというメリットが出てくるわけです

ベンツのドライブトレインのエリート開発者も、まさか20年後に極東の日本で
社外コンピューターつけて、W124 500E M119エンジンに
のせるなんてことは予想もしてなかったでしょうね(笑)


2017/03/11

500E 722.6 NAG1 エボリューションプロジェクト (3) 改良された純正部品流用 W124 500E 722.6 NAG1. Evolution Project (3) 


 書きながら思ったのですが、722.6の登場、W140の95年ですから、もう20年以上も前のことなんですね
500Eが新車で売ってた時にはなくて、W140129や210のM119、M120のモトロニックモデルに搭載された。

 フル電子制御ですからDASを繋げば、油温も車速も、回転も、ギア位置もモニターできるし、
 コンバーターにロックアップのクラッチがついてるわで、相当衝撃的だったと同時に、
 手がだしづらいイメージがありましたが、時間がたてば、慣れるもので、今はこんなことやっています。

 そんな憧れ、夢(笑)の722.6 ミッション 初期の頻発トラブルとして 記憶にある諸兄も多いでしょうが
 ソレノイドをコントロールする電子制御回路基板、コンダクタープレート、スピードセンサー等の不良と
 コネクター、コネクターシールリングの不良によって、ATFが漏れる、毛細管現象で配線ケーブルを伝わって、
 コントロールユニットボックスの中までオイル漏れになるというものがありました。



 こちらが、そのコネクター 

ATカプラースペーサー

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こちらが、
コンダクタープレート

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 OEM部品もありますね


 ですので、722.6を乗せようという方、M119のハウジングが付いているモデルを使う方は、
 ハイパフォーマンスを求めた、チューニングとまでは行かなくても、
 このコネクター、シールリングとコンダクタープレート、
ATFフィルター
は換えてから搭載されることを
おすすめします。

 もう少し、何かしたいという 人は、AMGマクラーレン 等のモデルで採用されたブルートップ、ソレノイド
 を装着してます。

BLUE TOP

 このソレノイドは、6個あるソレノイドのうちの、
 モジュレーティングプレッシャー、シフトプレッシャー制御をおこなうもので、
 動作速度、無効反射時間、口径、流量等が通常のものより早い、量も多いと聞きますが、
 私も乗ったことはありますが、新旧を比べててないのでわかりません。

 ただし、チャレンジャーや、ダッチジャージャー、ポルシェのチューニングでも、ふつうに使われてる部品なので、
 きっと、良いんじゃないかと思います(笑)。

 オイルフィルター交換と同時に、セットでお求めはspeedJAPANでどうぞ