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2019/02/08

ウクライナのレストア W124 500E Restoration in Kief, UKLAINA.

 ウクライナのキエフからの W124の気合の入ったレストアの様子が届きましたので
 ご紹介いたします。

 旧ソビエト連邦のウクライナ、
 旧ソビエトの崩壊後、独立したのが91年ですから、今から 28年前
 その少し前の80年代後半 ペレストロイカや 
 ソビエト崩壊後、西側の情報が急激に入るようになるわけで、これにより、
 当時の共産圏の計画経済下での自動車と比べると、
 それは抜群に高性能、斬新なイメージ、自由と豊かさの象徴、憧れとして
 西ドイツのメルセデスベンツは輝いていたわけです。

 丁度、そのころ、私は、学生時代、大学4年の卒業旅行で 
 このソビエト連邦に旅行しました。
 当時は、日本では、多くの社会主義圏の個人の自由旅行ビザが取れませんでした。
 そこで、イギリス統治下の香港にわたり、
 中国に行く、北京でシベリア鉄道のチケットをCITSで ベルリンまで買う。

 東側諸国の中国では、ビザが取得しやすいことに目をつけて、
 中国でトランジットビザを軸に、
 モンゴル、ソビエト、ポーランド、東ドイツ、チェコスロバキア、ハンガリーと大使館巡りをして
 いくつものビザで厚くなったパスポートを手に、北京、ウランバートル、イルクーツク経由でモスクワまで行きました。 

 外貨との交換が制限されていた当時の首都、モスクワは、共産主義感が
 それは強くのこってましたが、走る自動車、四角いラーダだとか、 高級官僚専用のジルなどを眺めてました。
 
 このレストアをしているウクライナの青年、この時代に見ていた憧れの西側のイメージがあるんでしょう
 
 その後、しばらくたって、統一後のドイツから、
 古いドイツ車が 東欧圏に中古、ボロボロで安価になって大量に流れてくるわけですが、
 旧CSI諸国では そんなわけで、いまだW124が人気なんだということです。

 さて、旧CSI諸国のウクライナ、反ロシア感情が高いので、旧ソビエトとかいうと怒られますが、
 人件費の安さもあってか、ドイツで使われたときの塩害から、フルレストアしている人が少なからずいるそうです。
 旧CIS国、社会主義圏は、気合がはいってる人も多く、
 前述のツインターボのM119や、ボロボロの車を独自でチューンして、楽しむ人も多いようです。

 アメリカ、欧州、日本、アラブ国家につづいて、第三の波ですね

 前置きが長くなりましたが、



 やりますねー
 バーベキューにして、ドライアイス ブラスト かと思いきや、
 サンダーで 防錆剤、塗装を剥いで、ストリップにして、補修しています。




 写真の車は、V8モデルですが、400Eだそうで、バッテリーの深さや スペアホイールの深さが違います。
 
 こう見ると、サイドシルの2本の太いフレームがキャビンを支えて、室内側で 左右の横のバーがあるはずですが、
 そこから、リアホイールハウス、に行く間は 何もない、
 4つのゴムマウントで支えている、サブフレームで繋いでいる、構造が良くわかります。

 こりゃ、大トルク欠けると、トランク室内のアキュームレターのところにクラックが入る、
 リアのガラスが割れる、剥離して白くなるという理由が、これ見るとよく わかります。



 フロア自体 裏側は、ほぼフラットで、室内に補強のサイドバーで左右のサブフレームを連結しているわけですが、
 床面は、プレスで各所に凸凹を造って、強度剛性を増しています。
  



 良く見ますと、床面の鉄板の合わせ、右バンクのマフラーの逃げの部分と、左右の鉄板のあわせが、直線ではなく、
 折れ線グラフ上になっているのがわかります。



 床面は、スポットの間隔が ドア部などより広くなっているので、ここも補強すれば、効果的だなと思います。
 


リアのシート下は、右が燃料ポンプ、左はマフラーのサブサイレンサーのために大きく四角いスペースがあいています。
画面左上に見えるのがサブフレーム固定用のボスです。

ここは、エンジン、デフの駆動力がかかるのと、
タイヤで跳ね上げられた錆で腐食しやすい場所です

下のリンクのとおり、リプロダクションで ここの部分のプレス鉄板がでています
ドイツの会社ですが、これあると、腐食している中古並行車のレストアには便利だと思いました

$_72.jpg


Trab Han のEBAY ページ

これから、このような作業する人、しようとする人が 世界では増えるんでしょう

幸い、新規並行やD車の場合、日本の場合、500Eで塩害でやられている車はすくないでしょうが、
大量に入ってきた中古並行車は、個々の部分や、ラジエターのロアサポートが 腐食している例が散見されます。

 こういうの出てくると、ありがたいですね

 そのうち、w124036 500Eでも こんなカーベキューをするような人が出てくることを望んでいます。

 
 
2018/03/03

美しい国の美しい500E / The Cool Beauty W124036


先月、エスコートへ伺った際に、Kさんとご一緒しました。

こちらも、おそろしく、美しく、また走行距離も一桁万キロ台のお車で、塗面から内装から、驚くほど美麗に仕上げてあります。
保管方法、手段だけでなく、普段から愛情と手間をかけた結果の蓄積、証左です。
一朝一夕でできるものではありません。



2台に共通しているのは、塗面の面荒度が極めて低く、映り込みなしでは撮影できません。
室内も社内も余計なものがありません。

こういう車の中にいると、田舎の美人コンテストで、結構イケてると思ってるお姉ちゃんが、無駄毛処理もしないで
ミスユニバースに出て行った感や、 地元じゃ腕自慢、喧嘩強いと思っていた兄ちゃんが、練習なしに
ルンピ二のリングに上がって、ローキック一発 というレベル差、文化差を感じます。

前にも新倉オフのときにご紹介したと思いますが、1速スタートで2.24のファイナルギアの6リッターです。
AMGのエアロも、3Pのスポイラーもそれは美しく、シートもお約束の往年の名機レカロCSEで整っています。

クールビューティと書きましたのは、画像の印象がちょっとちがうんですよね
お聞きしたら、ヘッドライトを社外のクリアガラス(昔はドイツで売ってたらしいです)を、純正のヘッドライトユニットにあわせて
いるそうです。

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ヘッドライトの光軸がでないんじゃないかとお聞きして、ちかくに寄って撮影してみましたら、
リフレクターにカットがでるように加工してありました。レイブリックのクリアのH4DINサイズ分解して、
反射板だけつかって組み込んでいるとのことです。

500E純正のドライビングはペンシルスポット、AMGバンパー内のフォグランプは、フォグで使ってるとのことです。

すっげー!

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ディスクを色合わせている18インチホイールは、ブレーキキャリパー、ディスクが入らないから旧モデルから
インチアップしたそうです。

同色ペイントのグリルとあわせて、ものすごい、存在感、威圧感、存在感です。
テスラのときだと高速道路の追い越し車線、譲ってもらえないけど、モーゼのように
道が開かれるという意味がわかります。

往年のメルセデス AMGの存在感てのは、こういうところの積み重ね、
”眼ヂカラ” なんだろうなって思います。
2016/06/19

Hood Fight Scedule two 2016


ハイライズに対応しようとすると、必然、これくらいになります。
これならガラス面に当たる空気の高圧部分を吸気に利用できるので、高速時は走行風圧により過給(低圧ですが)がかかったのと同じ位の効果があります。
いわゆるラムエアですね
あと、ヘアライン号、w124の場合、純正の後ろヒンジを使う、FRPのフードだと、ここに補強の板を通しています。
なので、これを使おうとすると、ヒンジを外して、ズースファスナー止めの、パカンと取り外し仕様となるように思います。
まあ、それでもいいんですが、
どうせ、そこまでするなら、フェンダーとフード一体のカウル仕様にするほうがカッコいいとなりそうです。
自分の中でレギュレーションを決めておかないと、結局、
レースカーになるか、レースカーもどきの出来損ないのストリートカーになってしまいます。
私の中のこの車のレギュレーション(現時点)は
ナンバー付
ロールケージつけない、
エアコン、パワステ、オーディオの快適装備
ホイールベース変えない
エンジン型式は変えない
排気量変更はOK
ニトロ、過給OK
です。
JDDAだと、11秒クラス以上だとロールケージ必須なので、ターゲットタイムは11秒ということになります。
実際、11秒で優勝狙う人は10秒台半分で走る車ですから、、
必用馬力は1700キロの鈍重だと、650馬力位ってことになりますでしょうか
過給で+350馬力、合計1000馬力は、タービン次第で難しくないとは思いますが、
まずはNAでどこまでできるか、制御ができるようになったので、カムに挑戦しているところです。
ゼロヨン10秒台、高速320キロの90年代の車。まずは過給の力借りずに、NAでできるといいなと思っています。
2016/06/06

Hood Fight Scedule one 2016

ボンネットを突き出る8連スロットルをどう収めるか 結構深刻な問題ではあります。 


ファンネルむき出しでカットするのでも良いのですが、 エアクリーナー無しで、街乗りはツライ、のと、

走行風ラムエア、吸気脈動、反射波をうまく使いたいと思っているため、
ボンネットを盛り上げて、インテークボックスを作ることを考えてます。

いきなり、板金屋さんに持ち込んでトンテンカンの粘土、クレイ作業より、 イメージを作るためにCG、ワイヤーモデルを作ってみました。

便利な世の中になったもので、実車を持ち込んで3Dスキャンしなくても、車のデーターが売っています。

今回はそれを元データーに利用してみました。




一枚目は、小ぶりなもの 往年の名車 シティターボⅡ@横転する欠陥車、和製コルベア みたいです。


二枚目は、それより少し大振りにしたもの、

このまま後ろに伸ばして、フードリア、ガラス前面の高気圧帯から 吸入するのでもよし

CADデーターまで用意すれば、これをもとに3次元プリンターでの造形や、
コンピューターシュミレーションで空力の簡易試験もできると思います。


2016/06/01

フロントフェンダー コンバージョンスタディ PART 1



考えてみれば、この編集後記では、エアロダイナミック、リフトだとか、ドラッグだ、冷却とかの空力の話はしても、
いままでほとんど外観、アピアランスの話題がありませんでした。

前に話ました車高の話といっしょで、別に、私、外観、アピアランスのエアロが嫌いなわけではありません(笑)。
ドラッグマシンでは、レギュレーションにあわせたドラッグウイングつけます。

500Eの生い立ちから考えるに、80年代末のセルシオショックのお蔭で、なんてことない量産、タクシーシャーシの市販車に、既存の大排気量エンジンをのせて、
さらに営業上のわかりやすさのために、フェンダー4枚と、バンパーを仕立てて、地味なプレミアム感を演出した。
そんな500Eの場合、やはり「趣味性の高い実用車」であって、私にとって、
あんまり外観をいじるインセンティブ、プライオリティが少なく、それにもまして、冷却系や駆動、制御等、
それ以外のことに追われてたんだと思います。

まず最初に前から、気になっていたのは、フロントフェンダーの空気の逃げです。

ちなみに、リアは、トランクフロアのスペアタイヤ高さを切って、フラットにして、低ドラッグ、低リフトを稼いでいます。
これ、すごく効きますよ!

フロントのフェンダーは、手付かずなので、最初に考えたいと思ってました。

進行方向、一番前にある回転物のフロントタイヤは、空力、ドラッグ減にとっては大事です。
ドラッグレーサーは、できるだけ幅の少ない、空気の抵抗にならない、細い、角の丸いタイヤをはきます。
最近の燃費競争では、市販車でもタイヤの前に、カナードを置きます。これは、タイヤ前面に当てる空気を減らす、流れを変えて、
空気抵抗を減らす、燃費を良くするためです。

また、近年のGTレーサーは、タイヤが掻き揚げる空気が、前までいくと、フロント部の空気の流れが乱されて、空気抵抗が増えるのを嫌って、フェンダー後部から、空気が抜けるようにしています。

大昔、ABRのボディキットの130Zがこの形状になっていました。
これ、ものすごくカッコよくて、細木さん一流のデザインに憧れたものです。
故込谷さんが仕上げた、Lターボの130Zも、このエアロを纏ってました。

そんな、ノスタリジアもありますが、いきなり、板金屋さんに持ち込んで、あーしてくれ、こーしてくれだと、失敗、誤解、イライラが多いので、グラフィックで案を作ってみました。

いくつか、考えた中でのA案がこれ、フェンダー下部には、チャコールキャニスターと、ABSの一部があるので、移設、もしくはデザイン変更が必用です。(たぶん)

純正のフェンダーからのラインを後ろにつなげて、空気を積極的に排出するような形状です。
箱スカのサーフライン、古くは190ベンツ(最初のね)や300SL(ガルウイング)のフェンダーデザインとも似てきます。

雨の日に走ってみれば、フェンダー前から飛ぶ飛沫が減って、後ろから出ていくことを狙った形状です。

3Dのデーター、CGでデザインでできれば、簡易で空気抵抗の演算、図示もできますから、便利な世の中になったものですね

それだけでなく、理論上は3Dプリンターでイニシャルの形状ができます。

メッキ、モールをどうしよう、リアのフェンダー形状をどうしようの続きはありますが、まずは草案を公開します。