リアブレーキローターの外周 V加工
香港の犯罪人引渡条例を切っ掛けとしたデモ、暴動が激しく、更新も遅れておりました。
リアルに催涙弾、火炎瓶、ビーンバック弾が飛び交う中、考えることしきりです。
所論ありますが、自国の未来について真摯に向って、自分の意見を述べる、方法手段の
是非こそあれ、それを伝えるために前へ進む、一歩出ようとすることの難しさ、勇気を
痛感します。
投票所へ行かない我が国の多くの有権者の方には、到底、理解できないことなのかもしれません。
さて、リアのブレーキディスク、カーボンローターにしようとも計画していますが、
着地させるために、先に新規製作したジュラルミンのベルとインナードラムをあわせて、
外形340㎜の旧アジアサービスのディスクをフローティングで組むことにします。
アジアサービスのベンツ用ベルは、スチール製のインナードラムアウターをアルミの
ベルに組み合わせる方式になっていて、フローティングピンは使ってはいますが、
フローティング で はなく、リジッドでした(汗)
まあ、ストリートだったら、リアが熱で膨張するようなこともめったにないでしょうし、
これでいいんだと思います。
今回は、エスコートで純正インナードラム活かして、硬質アルマイト仕上げのジュラルミンベルで
いきました。ですので、サイドブレーキ、バックプレートも残すタイプです。
これに あわせて、ローターも外周をV字に削ります。軽量化と放熱性アップです。
フロントのポルシェGT2耐久用のローターは非常によくできていて、ベンチのダクト向きも左右別で、軽量化のため、写真にしたようなVカットがされていますので、これを借用しました。
前にも書きましたが、ポルシェのすごいところは、
ブレーキの優位性のために、投資を惜しまないところです。
ベンツも、W124モデル位までは、左右別のローターでしたが、クライスラー合併以降の
モデルでは、左右共通のローターになりました。ベンチレーテッドディスクの向きが左右一緒です。
日産35GTRも そうですね
そういう意味では、W124 古き良き時代のコストをかけた部分が残っています。
こんな厄介な加工、なかなか受けてくれるところありません
今回もお手間おかけしました