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2017/11/02

WTAC 2017 1’26”9 VivaC Evo9 ファイヤー安藤(Fire ANDO)


オーストラリア シドニーで開催された WTAC
今年は私は同行できませんでしたが、チームエスコート はるばる豪州まで遠征参戦しました。




WTAC 2017 1’26”9 VivaC Evo9 ファイヤー安藤(Fire ANDO)

 もともとは、昨年来、レギュレーションを確認するなどして、空力ダウンフォース勝負になるのでエアロ設計等を行い
 35GTRで参加予定で準備していましたが、アルビンスのトランスミッションができてこない。
 昨年いったときは年内、春まで、でできてこないので、国内タイムアタックで使用していたランエボをモディファイしての
 参加です。横浜からコンテナ積みをして、シドニーについて通関到着、

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 守備よくタイムアタックの予定でしたが、初参戦につきものの大小のトラブル、路面のデコボコがものすごく
 初走行のコースでは各ギアもあわない、振動でクランクピックアップが壊れる、多々のトラブルでタイムアタックできる回数も
 わずかな数に限られ、 またエンジン載せ替え等の作業時間の制限がありという状況でしたが、
 クリアラップでアタックができたタイムが1.26.9です。



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 1位との差は数秒ととてつもなく隔たったタイムではありますが、第一歩目の足跡としては、
 クラッシュもなく、壊滅的なトラブルもなく帰国できたのは収穫であったと思います。

 おまけにアルミブロックをハンドキャリーで持って帰ってきたのそうなので、
 今年の筑波や菅生のタイムアタックは好タイムが期待できることでしょう

きっと W124/ 500E ヘアライン号の 作業もこれで捗ることでしょう
  
2017/05/11

ディレイスボックス Delay Switch Box

Delay Box ディレイボックス,

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 こちらも500E W124にのってる人には縁がないものです。
ほとんどの人はなんのことだかわからないと思います。

 部品だけ見てもわからないと思うので、装着した写真がこれ

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 モデル違いますが、シフターの後ろにあるのがディレイボックスです。
 その後ろにあるのは、ニトロじゃなくって、シフト用の炭酸ガスボンベ


 私も、M119 マニュアル化している人は、世界中で何人か知っていますが、 ハイストールコンバーターつけて、
 トランスブレーキ装着して、ディレイボックスまで、つけてるひとは いまだ一人も知りません。

 LSDつけないのに、なぜか ASRスイッチだけつける人はいても (パワーチェックのときは便利ですが(笑))、
 ディレイボックスつけてる人はいないようです。

 クリスマスツリーのドラッグレース専用部品、
 本当の意味でのレース専用部品で、公道で使うこと、役に立つことは、ありません、
 
 ラインロックなんかは、まだ 使い方によっては、マニュアル車、CVT車の坂道発進補助装置にもなりますが、
 ディレイボックスにいたっては使い道が本当にありません。

 どういうものかというと、解説している日本語ページがないので、長くなりますが

 クリスマスツリーを使うドラッグレースにおいて、
 プレステージ、ステージの光電管をタイヤが踏んだあとに、スターターがスイッチを押します。
 そうするとストックスタートなら、0.40秒ごとに 3つのアンバーのライトが順番に点灯
 グリーンライトがついた後、0.50秒以降に、
 車が動いて、ステージラインの光電管をフロントタイヤが過ぎれば、セーフ、
 それより早いとファウルになります。

 プロスタートなら、0.40秒で、3つのアンバーのライトが全点灯します。
 グリーンライトがついたあと、0.40秒意向に
 ステージラインの光電管をフロントタイヤが過ぎればセーフ、
 それより早いとファウルです。

 これは人間の反応速度から、0.50.0.40のリアクションタイムが設けられております。

 車が動き出すには、アクセルを踏んでいても、
 クラッチを離して、駆動がギアに繋がって、タイヤが動いてから、

 オートマでも、フットブレーキやサイドブレーキなり、ラインロック、または先のトランスブレーキを
 話してから、駆動がギアに繋がってタイヤが動く必要があります。

 タイヤが動いて、光電管を切るまでの時間は、
 車両重量や、駆動方式、サスペンションによってもかわりますが、0.4~0.5秒位かかります
 
 つまり、グリーンライトが点灯する 0.4秒、0.5秒前に
 車が動けば、リアクションタイムは0になります。

 そのためのウルトラツールが、ディレイボックスです。

 アンバーライトが点灯したと同時にスイッチを押すと、
 0.4,0.5秒後に、車が動くように、トランスブレーキを解除します。
 
 これトランスブレーキとの組み合わせで、
 トルクコンバーター車両でも、トルクバンド域での高回転スタートが可能になり、
 マニュアル車、高回転でクラッチを繋いだのとおなじような、スタートが、
 グリーンライト直後に、0.01秒~でスタート切ることができるようになるツールです。

 オプションで、炭酸ガスボンベでスロットルが全開になるようにしたり、
 点火時期、回転、ニトロ噴射等を制御するモデルもあります。

 
2014/09/20

仙台ハイランド CLOSE!



 写真は、JDDA2014の帰路、仙台ハイランドで撮影。

 すでにお知らせのとおり、日本で唯一の常設ドラッグコースがあった仙台ハイランド、
 先の9月15日のアムクレイド全国大会を最後に閉園となりました。

 何度も通った、作並街道のお店 、当たりまえのようにあった風景も妙に懐かしく感じられ、
 街道沿いのピザ屋、ラーメン屋、牛タン屋、朝いくといつも混んでるコンビニ。
 定宿の作並温泉に泊まることもめったになくなるかと思うと、
 夏の終わり、秋のせいか、ややセンチメンタルになることしきりでした。

 震災後、コース復旧をみなさんのボランティア作業、重機をレンタルして、土木作業を連日おこない、
 多額の寄付を募って再開したドラッグコースも、ソーラーパネル事業用地になるとのことです。
 
 思えば、28年、バブルのころ、計画されて、世の中のおおきな流れ、移り変わりを
 ここ経由で感じてきたのだと思います。

 歳をとったためでしょうか、最近、昔のことを良く、思い出します。

 最初にドラッグレースを見たのは、小学生、復帰直後の沖縄の米軍基地でのイベント、
 子供心に、アメリカ自動車文化は衝撃的で、その後の私の人生に大きく影響を与えました。
 
 ゼロヨンという言葉を知ったのは、そのあと、少年ジャンプ、サーキットの狼で、V8パンテーラーと
 1600ccのロータスヨーロッパがシグナルグランプリをするところ(笑)
 
 その後、ごく当たり前に、自分でバイク、自動車を運転するようになった。
 観客から参加者に。RRCでドラッグレースもするようになりました。

 その頃の、大昔のストリートゼロヨンのころから比べれば、
 専用コースは夢のまた夢。

 免許取消や逮捕、車両没収、喧嘩、騒動、ツブシ、廃車を気にしない。
 しかも,VHT路面で思いっきり走れるところだったのですが、
 これも、なくなってしまいました。

 本気でする人たちは、米国に行くのか、タイか、オーストラリア、ニュージーランド、
 もしくは、グアムかサイパンのコースにいくというようになるのでしょうか

 うーん、残念だな。何もできなかった自分に悔しさを感じます。 
2014/09/14

2014 JDDA-EAST FINAL 結果報告 E.T 13.141 有終の美飾れず....






 写真は2014 JDDA EAST FINAL オープン12秒クラス 予選一本目 2014/09/06 バーンアウトの画像

 タイムシートは、予選一本目のもの、天気は晴れ、気温30℃、空気圧1.6kg/cmと高めでの試走。
 前日、仙台入りしたものの、雨で一本も走れず。

 前回の課題点、良かれと思って流用したW203のロングアームキャリア、実はW203とW124では
 タイロッドのフレーム取付位置が異なる、
 間に合わせピロタイロッドでは姿勢変化によりトーインが付きすぎるという課題解消のため、
 ロングアームのW203用リアキャリアを、ショートアームのW124用に再び戻して、
 リアのリンクも純正のW124用に変更。
 
 こう書くと簡単だけど、要はリアキャリア、ハブを分解して、ドラシャを残して交換、
 スプリングも街乗り用のえちごやスプリングからW124/320Eの柔らかくて長いスプリングに変更。
 レース前の超忙しい中、仙台エスコートのササキさんに作業していただきました。

 おかげで、ストロークも増えて、トラクションもかかるようなセッティングで、リアトーインも調整した後の一本目。

 長めのバーンナウトの後、スタートラインまでの短いドライホップでステージング。
 左レーンは、福島県の佐藤さん、黒の70スープラ7MGターボ。
 先日のD&Sにも参加、12秒頭をコンスタントが出る車。

 スタートの動画見てみると、ステージング時にベストライン、他の車が通って、タイヤが載った
 ラインにうまくのってない。
 
 後からステージングについて、ツリー点灯でスタート、0.652、つまり 0.5+0.152でスタート。

 いつもは、プロクラスが走った後、ドラッグバイトにタイヤが載った後の真ん中に自分のタイヤを乗せるのですが、
 今回は、13秒クラスラジアルのタイヤの跡なので、そんなに路面がグリップしない。
 なのでずらして載せたつもりが、バイトのままの路面は期待通りには0-60ftでグリップしなかった。
 ASR△マークが2点滅位しました。左に舵角を当てたためか、0-60ftが仙台路面の割には
 2.65ファイナルのときより、0.1~0.2位遅い。

 その遅さを引きずって、リア姿勢を下げたまま、0-330 5.544 0-660が8.477で0-1000が11.005SEC
 1/4が13.141 169.99km/hでゴール。
 夏で気温高いこと割り引いても遅いです(汗)
 まともに走れた前回のJDDA-WESTのタイムシートと比べると、スタート時の今回のへたさがわかります。
 でも0-1000FTのタイムは11.005と偶然にもいっしょ!

JDDA-WEST 12.921ETとの比較

全般的にタイムが遅いのは残暑夏の気温のせいを割り引いても、
 まあ、とても納得できる結果ではありませんでした。
  
 予選二本目は、当日朝降った雨がダクトの中からアンダーカバーに溜まって... ドライホップの加速時に水巻いて
 失権、 オフィシャルのRISING伊藤さん、ご迷惑をおかけしました。誘導していただいたAJITOの長谷川さん
 助かりました。

 一本で、なんとかトーナメントラダー出場なるも、時間切れ、辞退で仙台を離れました。

  次にすべきことの課題、おかげ様で整理できましたし、またここから前に一歩進みます。
2014/08/05

D&S NIGHT 2014 FINAL! 結果報告

写真 (1)

 今年が最後の仙台ハイランド、東北の真夏の夜の祭典、D&S2014 FINAL 総勢180余台が参加して、
 盛大に行われました。

 ヘアライン号も久しぶりのドラッグレース、ドライブシャフトを折って以来の参加でした。
 結局、特注したドライブシャフトは完成せず、ワゴンのアウターと、ハブ、500Eのシャフト、
 インナーで対応しようと思いましたが、W203用のナックルではベアリング径があわず
 断念、既存の予備の500Eのシャフトに500Eハブ、穴あけPCD加工、203ナックル。
 すなわちサブフレームの加工をしないでショートのピロアームでの参加となりました。

 ある程度、予想はしてましたが、タイロッドが短く、姿勢変化でのトー変化が大きく、荷重がかからず、
 アクセルが踏めない状況。
 なんとか調整してもらっての参加でしたが、路面の悪いセントラルの1秒落ち、
 残念ながら、13秒後半のタイム。仙台でも2.65のファイナル時より遅いタイムでした。
 忙しい中、準備協力していただいたみなさんには申し訳がたちません。
 
 R/Tもベストがストックスタートの予選では0.59でしたが、
 ラダーではプロスタートで0.7、R/T、つまりライトが点灯してから、
 0.4秒+0.3秒たって車が動き出したという体たらくでした。

 そんなわけで、ラダー一回戦で敗退しました。

 チームエスコートの安藤さんはエンジントラブルでしたが、
 真鍋さんの240SXはクラッチトラブルを抑えて安定した走りでプロクラス優勝!

 写真に写っているのは、サブライブのドラッグGTRとキャンギャル。

 西日にあたって、心なしか、ヘアライン号も元気がなさそうに見えます。

 JDDA最終戦、12秒クラスでタイム切る位に戻したいものです。

 オイルパン、ATFパン装着しての36℃超えの炎天下、真夏の走行でしたが、
 バーンアウト、全開走行でも、水温メーター読み80℃プラス、サーモ開いたり閉じたりの温度、
 油温も90℃プラス、ATFも70℃で安定してました。
 唯一の成果はこれかな。。。。 あとでこちらはまとめて報告します。

 たった、400m、わずか何秒かの勝負ですが、
 そのために莫大な時間をかけて望んで準備する、その結果です。
 終わった瞬間から、つぎのレースのための準備が始まっています。