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2022/06/06

虹を追いかけて 近況報告2022 6


 更新数が少ないためか、いくつの催促というか 
 ご心配もおかけているようで
 いくつも 連絡をいただいています

 私はといえば、子供のころからの習慣で 住む場所変わっても、
 毎日変わらず 馬術や、やわら他の稽古をしています。
 興味があること、好きなことを追いかけて、変わらない日常です。

いつまでも、虹を追いかける日々です。




 練習機が、新型のDA40になってからのフライトです。
 ほんとに虹を追いかける毎日です。

 学科試験は主席!
 実技は、残念ながら航空管制官とのコミュニケーションがタイ風英語で聞き取れず苦手です。
 ではありましたが、無事に卒業。

 単独飛行記念のソロフライト式典です。左胸には、見習学生の時のものとは異なり、フライングマークがつきました。
 イエローブラックのチェッカーのシルクスカーフもいただけました。



 新コロナ下ではありますが、だいぶ緩やかになったパーティの席です。うれしそうですね
 




 写真は、新型のDA40着陸前を後席から、新型のGURMIN1000がついてます
 空冷ではなく、水冷ターボエンジン。 注目すべきは水温です。
 排ガス規制がない航空機エンジンは、水温70度(ブロック温度)標準指定です。

 自動車エンジンが、排ガス以降、高い水温になったのは、
 バルブ裏やポート、ピストン等に飛んだ燃料蒸散を高めるためです。
 あと寒冷地のヒーターの効き、それ以外は、水温高くて良いことなんてありません

 パワーは落ちるし、アルミブロック、ヘッドの合成強度は落ちます。

 +20℃+αで考えると、ヘッド出口で90℃+αが理想です。M119でも例外ありません。
 
 




 昨年お話した、子供のころからなりたかった飛行機乗りになるための、操縦訓練も無事満願完了
 SOLO 単独飛行もおわりました。
 空軍の練習機を使わせてもらっているので、民間機ではできない宙返りやアクロバット飛行の練習は続けてます。
 飛行機の免許は全世界(条約加盟国なら)共通なので、これで、書き換えさえすれば、単発レシプロ機なら、
 どこの国でも乗れます。 双発以上のマルチ、つぎはジェット(原則、機種毎)へのステップアップも可能ですが、どうするかは、   
 まだ決めてません。
 
 限られた時間の中に飛行訓練を無理に組み入れてるせいもあるのと、
 自分で自動車を運転している時間より、
 馬の騎乗時間≒ 飛行機の乗っている時間 ≦ トレーニングしている時間 の順でほうが圧倒的に多くなったためか、
 自動車へかける時間の程度が下がっています。

 それでも、技術後方や文献、いくつかの書籍、雑誌には目を通し続けてます。
 つづけてこそ、価値がある探求ですので、やめたわけではありません。

 よくある車を降りる、売却等することを 「卒業」とかいう方がいますが、
 そんなの卒業でもなんでもないです。

 あえて学業でいうなら「退学」でしょう。

 自動車道楽なんて、車あったのものですから
 その車、降りてしまえば 唯の人、通り過ぎでしかありません

 旧車ブームの昨今、「昔は俺も~」というフレーズ聞く機会がありますが、
 離れてしまった人、厳しくいうと、落伍者の、ただの「昔語り」でしかないと思ってます。

 幸い私は、そんな寂しさ、もったいなさを沢山見聞きして、知ってるので、退学も、卒業もしてません。

 こんなもの、つづけてこそ、価値があるもので、
 離れてしまえば、ゼロ、 それ以上でも、それ以下でもないです。

 そんなわけで、
 自動車文化の「真実発見」は 私の今生のライフワークですので、優先順位が下がってはいますが、
 決して飽きているわけではありません。
 
 もともと化石燃料がなくなることを前提にして、その前の仇花、いたちの最後っ屁のつもりの、
 20世紀の大衆文化、

 自動車道楽ですので、そこはご心配なく。

 ながくなるので、次に、つづきます。
2021/03/25

内燃機関は無くなるか? 泰王国で 航空機操縦免許を取得しながら思う

ひさしく更新をしていないと、
お叱りを受けましたので、近況報告をかねて、雑文を
自動車で内燃機関が主流でなくなるのは、間違いのない傾向でしょう
馬車ー蒸気機関ー内燃機関ー電気
流れです
以前にも書いたように、世界最大の中国マーケットがその方向に舵をきってますし
アメリカ、欧州も続いて、ようやく日本もそうです
産業構造の大変化、
先の大戦に負けた以上の就業人口構造が変わるわけですから
未曾有の変化、もしくは不況が我が国に起きることは想像に難くありません。
豊田社長のあせりや発言はそういうことだと思ってみてます。
国内自動車就業人口、500~600万人といいますが、これにガソリンスタンドや修理業者、部品屋、チューニング屋
内燃機屋や加工屋、鈑金修理、電装、解体屋などの周辺産業を加えると1000万人以上でしょう
とはいえ、しばらくは、なくならないと思っている分野に、航空機があります。
重たい電池積んで、飛ぶのは大変だから、当面は平気でしょう(そのうち変わるかもしれません)
そんなわけもあって、いつかは取りたかった飛行機の免許、50半ばすぎて、遅ればせながらとってます。

考えてみれば、ブログ記事で私自身が登場するのは初めてのことかもしれません。
あれ? TUNING POWERSのMCとかは出てたかな?
先日、入校式がありました。
ものすごく幸運にも、タイ王国の王立空軍内で、操縦訓練を受けられることになりました。
なので、当たり前ですが、軍人さんに交じってます。
外国人が、どういうわけだか、戦闘機や偵察機が止まってる空軍基地の中で、
ゲートくぐって、操縦訓練受けられるのは、まあ、よくわからないのですが、
おそらく、紹介者のおかげか、
運が良かっのた、試験成績がよかった?悪かった? からかもしれません。

この航空学校は、第二次世界大戦後に、国王の肝いりで始められた学校です。
今年で75期。
外国人、日本人は、たぶん初めてらしいです。
国籍条項が、どういうわけだか、設けられてなかった、受ける人なんかいないと思っていたのか? が幸いです。
日本の防衛大に留学してた将校さんや、士官学校の人が、温かく出迎えてくれて、歓迎してくれました。

どうせやるからには、首席で卒業しようとし企んでます。
なので、トイレ行くときもメモもって、
すごく、まじめに勉強してます。
土日利用して 1日8時間の授業で、予習に倍はかかるから、最近 寝不足です。
授業はタイ語です(笑) 文字覚えるのに四苦八苦、発音は広東語の9音から比べれば、まだ楽だけど
何言ってるか、まったく、わかりません。

そのためか、拍手も よくわからないから、渋い顔です(笑)
当然、つらくなると、英語、中国語が出てしまいます。というか、
付け焼刃の泰語の語彙が少ないので、あいさつくらいしかできません
ここで、外国人だと思うと、中国語話しかけられるのは、最近の傾向でしょうね
諮らずも、もう、世の中そういう時代になったわけです。
買い物でも、アマゾンより、アリババ、アリエクスプレスで買うほうが安い、
日本語で購入する、さや取られる、高値掴みは情報弱者、固定の傾向は、しばらく続くんでしょう
大国の間で彷徨う我が国を思います。

 さて、航空力学は昔、教養課程でとってた(笑)、実践でエアロダイナミクスで昔勉強したし、
テキスト、英語でもあり、電卓つかえるので、得意なもんです!
試験満点合格でした!
ベルヌーイの定理ですね! キャブレターでもおなじみです。
日本人のエリート オタクをなめるなよ!
座学、内燃機関までは、なんとか首位独走できそうです()

プロペラの反力、エンジン回転の反力、イナーシャとかは、
ドラッグレースでおなじみです。このブログでも何度も書いてるエンジンの反力、
デフの反力等ですね
着地のときに、高度が近接するとフラップがすごく利くのは、
車体の床下エアロのときに強く感じたことの再確認です

緯度が低いので、春分の日には、タイ用が真上を超えます。
もう気温が上がり、熱い日が続きます。
リーラワディ  ลีลาวดี プルメリアの花 ですね

春 日本の桜の時期でも 教室の前の 池の スイレンの花が あざやかです
陽射しが強いからか、こちらでは、昼前には花が閉じてしまいますので、朝 早くでないと見られません。
2020/12/12

2020 GAFA と BATHに 挟まれて、 古き良き日のメルセデスベンツ W124 500Eを通じて、 内燃機関を思い 馬に乗り、剣を振り、やわらをとる(1)

毎年、12月には 俯瞰して書くように努めています

これからのこと


ドイツ、ダイムラー社では、すでにガソリンエンジンの新規開発は中止したと書いたのが
確か昨年、ハイブリッドに対しての欧州勢の
最後の一矢となった クリーン(笑)ディーゼルエンジンも同様の運命でしょう
今年は、米国の、大統領選後、パリ協定への復帰を表明、

その少し前に、我が国でも、日本では2050年にカーボンニュートラルを宣言。
世界最大の自動車市場となった中国も急激な勢いでEV/HVを加速。
2035年には半減を宣言しました。
内燃機関自動車は、過去のものになる流れであることは間違いないでしょう


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環境問題もそうですが、
電動化のキラーコンテンツ、
切り札としての自動運転には、
“運転する楽しみ“ というのは存在するわけなどなく、

それよりは如何に安全に、快適に、目的地につくか、
となると、アクセルも、ブレーキも、ハンドルもいらない 自動車となるわけです。

先週、北京では、百度が自動運転の試験の免許を取得したとの報道もありました。

制御を考えると、スロットル開度や燃料、点火時期で出力を制御する
出力軸の回転数をトランスミッションで切り替える必要のある内燃機関より、
モーターのほうが、はるかに、適しています。

常時、ソフトウエアや地図、道路情報のアップデートが必要になる自動運転の自動車は、
所有から、利用者の情報提供や広告収入を対価とする無料になるのか、
時間利用の時代になるんでしょう

米国GAFA と中国BATH百度(B)、アリババ(A)、テンセント(T) 華為(H)の争いも、
結局は情報をどちらが取るのか、グーグルなのか、百度なのか、
アップルなのか、華為なのかの国家間の戦いです。

下のまとめ、とてもよく出来ています。(C) 岡べ まさみち
マインドマップというそうです

gafa-vs-bath競争戦略をマインドマップで整理

いまだに近くて遠いと言われる国、
中国で暮らしていた経験からすると、
情報は 国家、が管理して利用、

もしくは国家と比類、いや凌駕するような巨大企業が、
目先の利便、快楽、お得、自己顕示欲、交流情報欲を餌に、
大衆、国民から、集約した情報を、
それに対価を払う、第三者が利用します。

日本でもそうでしょう 
GOOGLEや FACEBOOKでの情報は、程度の差こそあれ、
お金払って、第三者が利用してます。 国が利用するのか、お金払って誰かが利用するかの
違いです。


すなわち、誰が何を、どこで、どんなタイミングで買ったのか、どういう趣味、嗜好なのか、
生年月日や生まれ、趣味や嗜好、宗教、政治背景、
資産、負債や収入、キャッシュフローはどうなのか、親族、血族、社会的信用、
学歴や勤務先、交友関係等、
健康状態や医療費の状況、保険利用状況、医薬品利用状況なども

どうなのかは、もう、すでに事細かに、把握されて利用、推測されています。

これが、経済価値を持つ情報で、
そのツールであるのは、今は、たとえば携帯電話、スマートフォンですが、
昔のスーパーコンピューターレベルの
このツールは、GPSやカメラ、マイク、加速度等の各種センサーがついて、
自動車にもつながりますし、
家電にもつながります。ウエアラブルの時計やヘルスケア機器にもつながります。

それらの情報は、利用する側からするとすごく価値のあるものがあり、
たとえば、高額な家、不動産、マンションを買おうとしている人の絞り込み、
コンタクトするタイミング、方法、
どんな趣味なのか、どんな要求、嗜好、行動パターンなのかは、すごく大事
価値のある情報になります。

どんなセールス、男女、年齢が好みかとか、出身地、
服装が何がいいかとか、話題なにがいいかまで
情報をもとに人工知能はアドバイスしてくれます

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今、お話している、我々の自動車でも、これは同じで、

たとえばね、かみ砕いていえば、

車を買い替えるチャンス、
車検のタイミングだけでなく、
このブログの読者でいえば、タイヤ交換の時期、オイル交換の時期、ブレーキパッドの摩耗度、
外部機器と接続されれば、最適タイミングで、連絡、ダイレクトメールが来るようになります

下手すれば、高額な部品注文すると、修理あきらめて買い替えるだろうと
人工知能は予測するから、
他の類似部品のアフリエイト情報や宣伝だけでなく、

新車購入案内や、お金に困るだろうとおもって、ローンや
高価買取の案内が来ることになるでしょう
(もう来てるかもしれません)

もっといえば、
ダイアグノーシスとつながっていれば、O2センサーがおかしいから替えろとか、部品、買いませんかとか、

水温センサーがぼけてるとか、エンジンマウントが経たってるとか、タイミングチェーンが伸びてる、点火時期が
ずれてる、しまいには、カーボンルーフなんか、つけてるとフルコンにしませんかという案内がきたり、
チタンボルトの宣伝が出たり、

エンジンマウントが経たっててると、旧式デスビに湿気がたまってるような人が多いから、
なんてのも わかって、こういう人は、お金を使う人なのか、使わない人なのかを見極めて、
スクリーニングされたうえで、
通信、ダイレクトメールが北村さんから来るようになるかもしれません(笑)。


タイミングチェーンやエンジンマウント、タイヤみたいに、センサー類で直接、
つながってなくても
同年式、走行距離、地域による使用方法、世界中でのオーダー履歴で、その精度は数段上がります

メカニックが、症例数や経験値で替えていたのが、データーで推測されるようになります。

加えて、収入が少ない人には無駄になるので費用をかけてまで情報を送らないけど、
資産がある、高収入で過去の買い物経歴で
買うであろうという人には積極的に情報、メール、SNSやポップアップ広告がパッシブに来る。

航空券やホテルなんか、もうすでにそうですよね、
ビジネスやファーストクラス利用の顧客、エメラルドやダイヤモンドステータスの人には、
そういう案内が来るし、宿の広告も 五つ星や海外投資案内ばっかです

仕事中でなくて、余裕がありそうな時間に、出てくる等が起きるようになります。
ネットサーフィン(死語)してる時間に飛んでくる。

これらのツールは、スマートフォン、PCが第一でしょうが、
クレジットカードの購買履歴、食事の店、料理の履歴、駐車場の履歴、
GPSでの場所、誰とどれくらい、どこにいたかの情報としては、自動車は、とても有用です。

走る場所、時間、アクセル開度から加減速のG、レスポンスタイムまで見るようになります。

だから、その情報くれるのであれば、もう、車両はタダでも良い、そうなると予言してるコンサルもいます。

もうすこし、このブログの読者向けに、砕いていうと、
自動車ディーラーで、クレーム処理をしてメーカーに請求する、
その内、一定数は不必要なものだったり、適用外のものがあっても、メーカー負担になります。
(そういう営業接客してるディーラーも確かにいました)

ディーラーとしては、メーカーが工賃も払ってくれるなら、客に文句言われないで済むし、
客も嬉しいから、クレームにする。

それも、全世界的に情報、頻度をマクロで集約できれば、
この請求は「おかしい」ので、問い合わせ確認させようとか、
前後の走行情報やほかの事例で
不正(笑)もとい、不適切請求も防げます。

そういう世の中になるんでしょう


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これを例えて、昔の中国の開放式のトイレ、個室でないトイレ、ニーハオトイレに例えて
ニーハオトイレで用を足すという人がいます。

フェースブックなんかそうですよね、
娯楽、余暇、趣味と自己アピールのために、情報にアクセスする、
投稿する、共有する、意見を表明する、見るだけでもそうです

結果として、それらの情報が、分析、精製されて、
丸裸になっている


他人、公衆の面前で排泄をする、昔の中国にあった開放式の
ニーハオトイレで用をたす、ことになってるわけです

私も利用している便利な、グーグル検索もそうですし。
アマゾンの買い物履歴もそう、アップルのアイフォン、位置情報もそうです

わかりきったことですが、もう、そんな時代になってます。

つづく、馬、剣 やわら は 次回(笑)

つづく
2019/06/16

トヨタのV8 32V 1UZエンジン とM119

下の動画は、メインターゲットの北米市場向けのコマーシャルフィルム動画、
シャシダイナモにセルシオ・レクサスをのせて、エンジン、フルに
動かしても、上に乗せた、シャンパンタワーが崩れないってのをアピールする動画です。



前項でも書きましたが、
安くて、お得、壊れない、燃費がいい、トヨタ、日本車のイメージを塗り替えるために、販売チャネルまで変えて、レクサスとして、
高級路線でいくことにした大挑戦、シャーシとエンジンまで新開発した、トヨタ50周年の意気込みが感じられます。

それでいてお値段は、高級モデルでも、国内価格

C仕様Fパッケージ  6,200,000円

型式 E-UCF11
全長×全幅×全高 4,995×1,820×1,400mm
ホイールベース 2,815mm
エンジン型式 1UZ-FE
最高出力    260ps/5,400rpm
最大トルク   36.0kg・m/4,600rpm
種類  V型8気筒DOHC32バルブ
総排気量  3,968cc
車両重量  1,790kg

10モード/10・15モード燃費 6.7km/L

こりゃ売れるわね、

素のw124、4気筒、6気筒モデルと比べて、全長で約25センチ、幅で8センチ大きく、
ホイールベースで1.5センチ大きい

並べてみると、セルシオのほうがはるかに偉そう、要は押しが効く、

そんなこともあり、側面衝突や、セルシオへの対抗で、
w140やw210が巨大化(あとから悪評判となった)した影響も、
”源流”は、ここらへんにあったんだと思います。

前回お話したM102が 2.3L. 135馬力 6発のM103が 3Lで 185馬力 
単カム2バルブ とかいってるときに
V8 32vで 260馬力ですから、とても勝負になりませんでした。

W126の560SELの欧州並行のM117 大排気量の 5.6Lでこそ285馬力、
米国モデル、おおくのD車は、せいぜい245馬力でした。
しかも機械式オートマで お得意の1速はスーパーローだから、2速発信
減速比は2.65とか2.83 のハイギヤ―ド

当時得意になってヤングエグゼクティブを気取って、
けっこう 無理して乗っていたW126 560と
府中の30m道路での、よーいどんでは、セルシオのほうが、クルマ何台分も
速かった(笑) のっぺりした 大きな テールを拝んだのを覚えてます。

まあ、そんな状況でした。ユーザーにしてそうですから、欧州メーカーでは、
それ以上の、衝撃で、試験用に急いで、先行発売した北米市場から買い込ん
で空輸して 検討した という話も聞きました。

そこから、30年立ってみると、国内では初代セルシオは、素性の良さもあり、
ヤン車、VIPカーとして、中古車市場でも高く評価され、弄り倒されたので、
ほとんど見かけることもなく、残存車率でいったら、圧倒的にw124のほうが多い、
残存市場の評価では、往年のベンツのほうが高かったということになります。

今になっては、そんなことを覚えている人も少なくなってきたので、
新車時は、それがひっくり返る位の衝撃でしたことを記憶としてかいておきます。

おどろいたといえば、搭載されていた、1UZのエンジンで、
制御はたしか、気筒別シーケンシャル、対して、我がM119のKEは 全気筒同時噴射(笑)

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その何年後かに、あわてて500Eでおなじみ、
LHになったボッシEV1世代のM119は、ようやくグループ噴射、

ロムいじればわかりますが、つまりは、ecu コンピューターの演算速度がおそい、
おまけに、容量がすくなくて、
8気筒だと、気筒別の制御、細かいマップ製作ができなかった。

気筒別シーケンシャル制御になったのは、M119では、次世代のW210とかW140の時代、
R129の後期になってからです。

当時、あんまりにきなったので、エンジン解説書(昔は書籍形式で売ってました(笑))
トヨタ共販から 買って見てみたら、

お得意のハイメカツインム、
シザースギアつかったDOHCで、エキゾーストとインテークのカムの回転が逆だから
コグドベルトで片方のカムだけ駆動すればいい、コンパクトなヘッド。
見慣れた 頭でっかちの、M119と比較するの頭の小ささが良くわかります。

おまけに、表面処理したアルミリフターでした。しかも、男のインナーシム方式です。
これであの静粛性ですから、ヘッド廻りの加工寸法が相当、向上したんでしょう
このころからですかね? カム、タペットの摩耗とシートの摩耗進行を同じ位にして、
タペット調整なんてことが ほぼ  いらなくなったのは、

このころ、すでにレーザークラッド溶射方式のヘッドで、バルブシートそのものがなくなって、
ヘッドに金属溶射になっているエンジンもトヨタにあったと思います。たしか1uzは違ったと思います

しかも、最初から、北米市場狙い、ガスガズラー対策で排気量を4000に抑えてる

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ヘッド部の小ささを活かして、バンク内に長い吸気管を組んで、お得意の可変吸気です。
吸気バルブまでの前をできるだけスムーズにして流速稼ごう、慣性吸気を邪魔しない
でも、タンブル強める 工夫が見えます。

インテークポートも M119より大きいですね

頭小さくした分、エンジン幅を押さえられるので、排気管もM119のものより、ポート出口から90°曲げる方式ではなく、
5cm位は、伸ばして集合させてます。
実車はこれにステンレス製の遮熱カバーがついてたと思います。

あとから追いかけて作った利点はあるのでしょうが、とても、良く出来てると思います。
アメリカでもチューニングベースで高く評価されて、1UZの
コンロッドやカム、ピストン、クランクが普通に売ってるのは理解できます。

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カムの山じゃない、部分、面圧かかってないので、接触面積減らして、フリクション減らすために、
カムジャーナルの幅 細くしてるんですよね。
くそ重たい油圧式のタペットで、常時油圧掛けてフリクション増し増しの M119見たあと、
インナーシム方式、アルミ製の軽いリフターに、このカム山みたときは、こりゃ やられたなと思いました。、

M117の発展系が、AMGのコスワースヘッド、その焼き直し、改良版がM119なら、
それを参考に写したのが 日産のVH45 トヨタ流の文法で組み立て直したのが 1UZでしょう

フォードのV8 DOHC コヨーテが出てくるのは このだいぶ後になりますが、
ここにも、M119の痕跡は 感じられます。 

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トヨタ流のアレンジ、
技術解説書見たら、
燃焼室、ピストンみたら斜めスキッシュで、さすがだなーと思いました。

ハイメカツインカム、バランサー効果もあるのか、タイミングベルト駆動の由来もあるのか、
静かでしたね、ボート持っていて、船遊びをしてた頃、1UZ 2機掛けのエンジンのヤマハの
モーターボートは、 抜群に静かだったの思い出します。

シャーシも新設計、エンジンも新設計、
莫大な設備投資かかるから、普通、両方いっしょになんかやらないんだよね

ベンツ100周年で出来た w124も エンジンはw123,201からの転用だったし、
外装は空力特性向上したけど、ストラット、マルチリンクのサスペンションもw201とほぼ共通、
なのに、トヨタは、まあ既存のブレークスルーだからしょうがないんでしょうが、高級路線のために大転換したんでしょう

まあ、見事です。さすがトヨタ50周年

シャーシと、エンジン専用設計で、いっしょにつくったから、エンジンとデフなんか、まっすぐだし、
ベンツは、ドライブシャフト共通にするので、リングギア分、オフセットしてるのを、
ドライブシャフトの長さ左右で変えて真ん中に持ってくる、
ホイールベアリングなんか、あたり面最初から磨いてあったし、
プロペラシャフトのバランスウエイトなんかも、ベンツよりすくなかった。

こりゃ振動少ないわけだと思いました。
動画じゃないけど、シャンパンタワーほんとにやった奴がいまいした。

500E、w140でもm119じゃ無理です。6リッターほどじゃないけど、特定回転でザラツキでますから
シャンパンタワー倒れるでしょう

まあ、そんなことしてた割に、後世で車が残らないのは、因果なこと、
禍福は糾える縄のごとし、塞翁が馬でなにがどうなのかはわかりません。

もしかすると、偉大なベンツは、後世に残すことを期待して、
わざと 手のかかる不良品、修理に手のかかる車をおつくりになったのかもしれません。

そんなわけないと思いますが、
製品として優れていることと、後世で残ること、評価されることは別なんだなと
改めて感じます。

自動車メーカーにとって、評価の尺度は、圧倒的に新車販売台数であり、
そのためには、新しい車を買ってくれるほうがありがたい、絶対にありがたい。

修理して、直して、長く乗る、ユーザーよりは、新車販売台数に繋がるほうが経営者の
評価、株式マーケットの評価としては良い、それに傾注するということなんでしょう

そんななかで、数万点にもおよぶ、部品が製造販売中止になったものが増えたとはいえ、
まだ供給されているということは、ありがたいことです。
 






2019/02/14

500E W124の オークション相場 Auction Result of W124 500E

W124 500Eのオークション相場、

ずいぶん前、数年前、約10年位前には, 底を打っかの感がありました.

私の おおざっぱな感覚では、当時日本にあった500Eは 3000台強~4000位、
生産台数の3-4割、500台限定のLTDに関しては、6、7割以上は日本にあったのでは
ないかと思います。

目を世界に広げて、今を見ると、
昨年位から、堅調、走行距離の少ない、程度の良いものですと、
1000万位で取引される例も散見してきてます。

もちろん、6リッターになると、店頭や相対取引では、それ以上で 
取引される例が多いのは、内外で感じられていると思います。




写真は、最近のサザビーズのオークション、邦貨で9,487,500円、 7万5000ユーロで落札されてます。
その後、ネットで10万ユーロ前後で売りに出ているようです。
特別に珍しい、トピックというわけではなく、このような例も増えている状況のようです

他方、日本のUSSのオークション、業者用オークションもウォッチしてますが、
先週落札された、走行距離が一桁万キロの記録簿つき500Eは、
500万後半でした。これに、オークション手数料や消費税、輸送代等が加わるでしょうから、
店頭に並ぶときには、、整備の程度にもよるでしょうが、800万~1000万弱ってところでしょうか

日本の500Eは、海外とくらべて球数が多いことや、車検制度による整備状況もよいことなどから、
円安も追い風となり、海外業者の、草刈り場になってます。

そのため、不動、部品取りみたいな500Eも 業者オークションでも100万円を下る例は、なかなか見当たらず、
ディーラーか新車並行で素性の良いものですと、これが、なかなか市場に出てこない、
あったとしても 部品代の高騰や修理費の増加で、15年前の店頭価格より高くなってるというような感があります。

その要因として、外人買い、輸出業者が、安い個体を買ってますから、底値の下支えになっているんでしょうが、
日本国内に残る500Eが少なくなるのは悲しいことです。




サザビーズというから特別なのかと思いきや、
写真見ますと、ごくごく普通の500E LTDのようです。
LTDの多くは、中古車雑誌で人気に火のついた平成初頭の日本向けに新車並行で輸出されましたから、
海外では珍しさ、球数の少なさもあって、ボラティリティが高いんでしょう





シートベルトアンカーの赤が退色してるのに比べて、内装が綺麗ですから、
やりなおしえてあるのか、仕上げてあるんでしょうが、ツボを押さえて、確かに綺麗な車です。



エンジンルーム、インテークパイプの劣化が激しいのと、
LLCのタンクの色が熱で飴色になってること、エンジンオイルキャップがたぶん比較的新しいタイプですから、
熱が厳しい状態で距離を重ねた車のように見えます。


等と、中古車ブローカーみないな、見立てをしてもしかたないので、
私流に解釈して、

このブログをお読みいただいている、みなさんにお伝えしたいこと、いや、お願いがあります。

おそらく、みなさん、相当長い時間を共にし、一緒の時を過ごしたであろう500E、 
手放そうとする原因は、何らかの事情、健康、年齢によるものだったり、
家庭の事情、経済的要因だったり、
増減車、入れ替え等、飽きた、整備代がかかる、それぞれの御事情があろうかと拝察します。

それぞれの事情もおありでしょうが、手放すとき、特に手を掛けた車を手放すときに、
もし、わずかでも、お車に対しての思い入れが残っている、次の方のことを考える余裕があるのであれば、
どうか、仲間内の相対間での取引や、w124、500Eの専門業者にするようにしていただきたいと思います。

どこに売るのも、いくらで売るのも勝手、

高くうれるなら買い取り業者同士の 相見積でも 良いとは思うのですが、
もし、すこし、そのクルマのこと、マーケットのことを考えていただく余地が残っているのであれば、
前述のような、w124 500Eの専門業者か 車両を良く知っている業者、
仲間内への譲渡としていただきたいと、勝手ながら思っています。

その理由は、これ以上、輸出で日本国内に個体が減るのが忍びないというのもありますが、
買取業者ですと、それは転売前提、短期売買、差益目的です。

短期で利益がでるように、効率よく、内外装だけ磨いて、清掃して、商品車として売られます。

それは悪いことではない、当たり前の商行為なのですが、
経験のある諸兄はご存じのように、車齢から必要な整備、重整備は、ごく、あたりまえにでてきます。
いや、必用なんです。


ガワだけ磨いて、
きちんと整備されずに、転々売買される車は、
多くして路上停止、故障やトラブルを抱えるの傾向にありますが、
目に見えるものにお金を使いたがる中古車ユーザーの特性から、

目に見えずらい根本修理はおろそかになり、
新しい中古車オーナーが、好むであろう、ホイール、タイヤや、エアロ、車高等の
簡単に手に入る アピアランスに寄りがちになります。

そうなると、当然、壊れる、やがて、嫌気がさし、手を余して、
適当にごまかし、また、結局、オークション、
そして転々流転、輸出となる例を多く見ているからです。

10年以上前に書いた記事に、世界中で最も500Eを乗るのに恵まれている国と 
我が国、日本を評価したことがあります。

どうか、これからも、そう誇れる我が国でありますように、猪年前進としたいと思い願っています。

500E、W124,
日本でも、フルレストア、商業ベースでなくて、2-3年かけて、機関、内外装含めてレストアする例が
でてきています。こういう車が増える、たくさんの時間と費用をかけて、乗りたいと思うような車が
増えれば、市場価値、価格、価額も維持、堅調になって、輸出は減ることになります。

そんな日を、夢見ています。