ハブキャリア ラージベアリングの装着のための加工 Fantastiska!
サブフレームの3D測定やら、大径のハブベアリング、ドライブシャフトを太くするなんて、
やってる人いないと思ったら、いました。
Fantastiska!
リトアニアから メッセンジャーが飛んできまして、
写真いただきました。
W201に M119載せて、
ターボ過給しようと苦戦しています。
狭いエンジンルームへの搭載とは別に、
ハブナックルを加工して、W140サイズ、つまりW210のワゴンと同じサイズのベアリングを入れてます。
私の場合、ここをW210のナックル使いましたので、ナックル自体の加工はいりませんでしたが、
既述のように、タイロッドの長さが違う、サブフレームのタイロッド取り付け位置も違うので、
仕方なく、両者のサブフレーム W210とW124036のものを測定して、サブフレームを加工するといった
大がかりなことになっています。
ナックル加工する人がいるとは思いませんでした。

これが加工済み、溶接のビートが綺麗に揃っています。鍛造のナックルの溶接はしたことがありませんが、
熱による変形、歪がどうやっているのかが興味深いです

大径ベアリングがはいるように、ハブナックルを削り落として、ボアを広げているようです。
フライスで固定するにも、治具作るの大変そうなのが推測しましたが、旋盤に
大型のチャックで固定しています。

つばの部分を溶接しています。熱歪はやはり気にしているようで、ダイヤルゲージで測定してます。
cリング サークリップで留めるのですが、溝をきったものを溶接するのかあとから、
溝を切っているのかはわかりません。
> Ainis さんから コメントいただいきまして、Cクリップは反対側だそうです
溶接しているのは裏側のフランジということですね

これは、私のブログでも似たような写真をアップしました。
ベアリング径による、ハブの比較です。
当然径の大きいベアリングのほうが、太いシャフトを使えます。
ベアリングの耐荷重も大きいので、トラクションをかける、太いタイヤを履くには 必用な作業です
極東の日本からすると、バルト海各国、とくに旧CCCPの国々の情報はあまりはいってきませんが、
w124に関しては、積極的に改造をしながらパワーを追い求めている方たちが多いように見えます。
我々もうかうかしてられません