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2023/05/05

あと何年のれるかな? (6)  EU、エンジン車容認で合意 合成燃料限定で35年以降も  自動車道楽は貴族ブルジョア趣味になるのか?

柱のきずは おととしの 五月五日の 背くらべ

一昨年前を振り返ってみると、世界情勢読んで、内燃機関がなくなるだろうと考えていたことに気が付きました。
ところが、欧州の、いやドイツ得意の 大ちゃぶ台返し、ルール変更で、
しばらく先に伸びそうです

私にとっては、喜ばしいこと、10年単位で先延ばしってことは、まだまだ しゃぶりつくせそうです。



EU FLAG



少し前の記事ですが、
EU、エンジン車容認で合意 合成燃料限定で35年以降も

これ見方によっては、金持ちはこれまでどおり、合成燃料・ガソリン車、
貧乏人は電気自動車、公共交通機関という見方もありますし、
既定路線が伸びただけという見方、いや温存されたという多々見方があると思います。
どの方向なのかは、現段階では、まだ、断定ができないですが、
しばらくは、内燃機関のガソリン供給自体は続く、と思っています。

話題の合成燃料、コストが問題話題になってるようですが、もともと、ポンプガスの値段を前提にしてないドラガス、
レースガスを念頭においているので、あまり気にしてません。

私の予想、将来は、自動車道楽は、
馬術貴族ブルジョアの
馬術競技みたいになる っていうのも現実味を帯びてきたように思います

2009年9月の記事
ガソリン自動車に乗って、馬車を振り返り、電気自動車を仰ぎ見て、馬に乗るの巻

2013年12月の記事
あと何年乗れるかな?(2)自動運転と法規制、=良いものを長く使うということ=

2017年9月の記事
あと何年のれるかな (4)  歴史に学ぶ How Long we could enjoy 500E /W124 ? learn from experience and history.

2018年8月の記事
夏の八ヶ岳で自動運転を改めて考える あと何年のれるかな(5) Mid Summer Day Dream in Kobuchizawa,

2021年1月の記事
2020 GAFA と BATHに 挟まれて、 古き良き日のメルセデスベンツ W124 500Eを通じて、 内燃機関を思い 馬に乗り、剣を振り、やわらをとる(2)


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 日本の桜も今年は開花が相当早かったですし、こちらでも明らかに気候が変わってるのを感じます
 パンガン島 一昨年前に逝去したRoman 氏を思い出して ひとっ飛びいってきました

そう、航空機は、化石燃料でも、まだ大丈夫そうですので、
そこからもアブガス流用できれば、いいんですよ






2023/01/17

2023年 トヨタのオートサロンは役者やのう~

  役者やのう~ 


 私は、こんなセリフを思い出します




 昔読んだ、花の応援団 !


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 2023年 オートサロンでの豊田社長!





 これを見て 池田直渡さん


 「苦節10年、やっとトヨタがオートサロンに出る流儀を学んだ」

トヨタは日本を諦めつつある 豊田章男社長のメッセージ

端的に言えば、トヨタは既に日本を諦めつつある。日本のマスコミと日本の政治家相手に、真面目にカーボンニュートラルを進めようとしても、どうせ理解されないし、ディスられてエネルギーロスし、消耗する。意味がないし労力がもったいない。だったら、トヨタの努力を本当に喜んでくれて一緒にカーボンニュートラルに取り組んでくれるタイと一緒にやる方が、双方に幸せなんじゃないだろうかという気持ちが、豊田章男社長の根底にある。


 こういってます。

 メルマガのモータージャーナル事務局、自身で週刊モータージャーナルを記す
優れた自動車ライターの池田直渡さん ITメディアオンライン ではこういいきってますねー


 そうなんでしょうね

 私流にかみ砕きますと

自動車から内燃機関がなくなる! こういわれてもう何年もたちます。

このブログでも、さんざん、そういってますね
動き出した、この流れはかわらないでしょう

もちろん、実際は、
内燃機関がなくなる前に、部品がなくなる(いまここ)、そして、やがて メーカー自体が統廃合で なくなるわけです

化石燃料、ガソリンがなくなるかと当初思っていましたが、石油自体は
採掘価格が高くて良いなら、まだある。

ところが、そうなると化石燃料由来の二酸化炭素が、発展途上国(新興国)の経済発展により
地球が悲鳴を上げてくるる(らしい?)ということで、
我が国も遅ればせながらカーボンニュートラルとやらを宣言

欧州メーカーを中心に、内燃機関の廃止、そして世界最大のマーケットである中国の急展開により
方向性がほぼ定まったかに見えました。

トヨタがハイブリッド(ガソリンエンジンとモーター)HV(HEV)を投入したのが1997年、

ハイブリッドで後れをとる欧州メーカーは、ガソリンエンジンに比べて
熱効率の高いクリーンディーゼル(笑)、数字いじくってまで押し込んだのは、
ハイブリッドでは勝負にならないので、電動車(EV)へのブリッジ、中継ぎ戦略だったんでしょう

ルールは自分たちでつくるという覇権主義を感じます(ユーロx ようは自分の都合にあわせて段階的規制です)

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他方、トヨタは、HVの次として、水素から電気を取り出す燃料電池のFCV(FCEV)を構えて、
既に発売、レース他でも実施してますが、
ここにきて、既存内燃機の水素エンジン化を言うようになりました。


トヨタの水素エンジン概念図

これは、おそらく燃料電池化までに時間がかかるとみて、折衷案なのか、延命策の弥縫なのかは
まだわかりませんが、一連の動きを見ていると本気度が感じられます。

旧い車の部品なんか、まったく供給してなかったメーカーが、いきなりこれですから、
裏があるんでしょう

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カローラLEVIN にEVが隠されてるそうです
経営者は、こういうこというんですよね、役者やのう~ そう思います。

トレノはどうか?カローラはどうか?はいってません。所詮つなぎモデル、
暴走族上がりの改造車板金展示会のオートサロン程度でいえばいいやの思いでしょう


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 わざわざディストリビューター、プラグコードつけて、水素噴射です。

 デスビが湿気るというベンツの修理屋さんもびっくりです

 ほんとに驚きました(そこかよ)、プラグコードメーカーの社長も、さぞかし驚いたことでしょう!

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 水素噴射です。さすが、よくできてます。 これは真面目に現実的なんでしょうね!
 この時代の4AGの可変吸気フラップ、コールドスターター噴射はいきてるんでしょうか?
 
 水素エンジンで、制御がシーケンシャルなのか?グループなのか気になります(そこかよ)


いずれにせよ、
内燃機自動車(ICV)と電気自動車(EV) その折衷案のHV
EVの派生というか正統進化系の燃料電池(FCV/FCEV)
ICの代わりに水素エンジン化のトヨタ方式(HVもICVも含む)
化石でないアルコール燃料のICVなどなど

おおきく分ければ、内燃機グループと、電池グループなんでしょうが、折衷案のハイブリッドや、
これに水素エンジンが加わると、もう三つ巴どころか、乱戦バトルロイヤルです。


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でも、トヨタが水素エンジンとか言い出したので、流れかわるかもしれません
水素作るのに、電気がかかるとか、いってましたが、メタンガスからだったらもうすこし簡単にできるわけです
それで、世界の養鶏工場のCP、CPの先の中国というわけなんですね

国家に比類する規模の自動車産業が、
弱い政府に頼ることをしなくなったのは顕名、進歩なのかもしれません。

ウサギ年、おおきな変化のある歳になるように思っています


2023/01/11

2023年 新年あけましておめでとうございます          RIP 小田嶋隆 「学歴論」 クラス分け

あけましておめでとうございます

年も明けて2023年になりました。

前にも書きましたが、中華圏では旧暦、農歴ですから、年が、干支かわるのは、春分(春節)、毎年1月~2月
(今年は1月22日)

私が、住んでますタイでは、太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期
(便宜的に4月15日)

その他、イスラム国、おとなりのマレーシアやインドネシアでは当然にイスラム歴だったり、多様です。

年末、キリスト教のイエスキリストの誕生日祝い、クリスマスも、カトリック、プロテスタントは25日に前後を祝いますが、
ロシア正教の友人はユリウス暦だから、正月明けがクリスマス

年末に少し書きました、釈尊が悟りを開いた成道会も、日本は12月ですが、佛誕は毎年4月か5月です。

そういう中で暮らしていると、通常の日とかわらず、朝、日が昇り、夕に沈み、夜が来るといった
普段通りの、生活を南の島でしています。

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 パンガン島の夕日と 朝

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 めっきり寒さに弱くなったので、南国の海辺で過ごす毎日です。
 中国が国境閉ざしているため、ほとんどアジア人はおらず、異郷です。

 しょせん相対的なものであることに気が付いた暦をさほど意識しなくなった反面、
 クルマに関していれば、10年以上前に動き始めた流れは、もうとまられないと感じています。

メーカーも古い自動車、内燃機関の部品生産をやめますので、今が最後の打ち上げ花火に向かう時期、
そこに露店を出す、テキヤ、露天商や 気の早い人は 店じまい 帰り支度の時分なんだと思います。
いわゆるオワコンでしょう

自動運転がさらに普及すると、旧規格の車、自分で運転する車を公道で運転することが制限されるようになることでしょう
場所を変えて、クローズドサーキットや展示会で楽しむようなものになる時代に、また一歩近づいてきたように思います

ジェーム スワットが発明した内燃機関は個人が持つようなものではなかった、
それを移動手段としての馬車のシャーシに組み込んで、個人用にした大衆化!

移動の自由と所有! これが、モータリゼーションの発展の転換点であった。

個人が自動車を所有する!という 大昔から見れば驚くような時代から、
地図、道路情報他のソフトウエアのアップデート等や情報流通のため、所有から利用の時代になってくるんだと思います。

日々、暦の移り変わりより、こちらのほうを切実に感じる毎日です。


さて、そんなことを感じてましたら、昨年6月に逝去した文筆家の小田嶋隆さんの著書が家に届きました。
逝去後、以前の著書の内容を、まとめたものなんでしょうが、二十余年経って
改めて読んでみると思うところ、感じるところしきりです。

彼とは、まだ自動車雑誌のライターをしてたころ、東洋経済だったかプレジデントの編集部経由で連絡があり、
お会いしたことがあります。その後も、縁あって何度も話を聞く、食事を一緒することがありました。
神保町の焼き肉屋だったかな?

印象は、非常に頭の良い方なのですが、とにかく意固地というか、斜に構えた感のある人で、曲者、
意見は違っても、それが私と似たところもあり、妙にウマがあうというか同族同類のにおいの感じる方でした。
故に、急に癪にさわったり、いやになる部分もイクバクカは ありました。

ベンツのこと、自動車のことを、
何回か聞かれて、私の意見(とおもわれるもの)がコラムに出てたこともあり、
ご丁寧に書籍を恵贈してくれたりと思い出が多々あります。





そんな彼の代表作 「学歴論」
原著の焼き直しではありますが、一読の価値あります。


日本を支配する階級制度、学歴の謎を解く!

原著 学歴論

ここ、氏にも前に話したんですが、これ、ドメスティックな話でなくて、ワールドワイドな話です。

日本以上に、おおよそ多くの国では、学歴でクラス分け、区別、差別はありますし
国によっては、修士以下だと、就労ビザが下りずらい例もあります。
日本より、さらに、もっと顕著です。

金がすべてのはずのクレジットカードの審査でも、
飛行機に乗る時だって、差別されて、
ドクター、プロフェッサー だと搭乗券に書かれます(笑)

そんな彼が書いた一文を引用すると

ベンツとBMWも、マニアに言わせれば「全然違う」らしい。クルマ雑誌の唱えるところに従って両者の特徴を列挙すれば、

・ベンツ=伝統志向、保守的、堅牢

・BMW=実験的、先鋭的、スポーツ志向

ということになる。


 これ、きっと私の意見も含まれてると思います。

内燃機関付き自動車を発明したと自負する会社と、内燃機屋の違いでしょうという点は残念ながら反映されてないです


そう、どんなに個性の違いを言い立てたところで、結局値段はついているわけで、なるほどベンツのゴーマルとBMWの800iの間にはテイストの差もあろうし、哲学の違いもあるのでしょう。
しかしながら、どちらもオーバー1000万円の高級車であるという点ではまったく同じなのであり、最も主要な特徴もそこにある。

これ、ベンツ500(ごひゃく)っていったんですが、ゼロとられて前から50(ごーまる)といって変えてくれませんでした。

今更なんですが、わたしのはごーまるじゃなくて ろくまる 6リッターです

1000万円以上の高級車であって(昔)も、部品がなくなっても、オリジナルじゃなくっても、ここ違います

あー、私、意外に階級論者なんだと、今になって気が付きました

彼の文章中、学歴を排気量だったり、最高出力、彼も言ってますが高級ブランドだったり、
高級腕時計の銘柄に置き換えてみるとどうですか? ステンレス、コンビ、ゴールド、プラチナ、ダイヤetc

さらには、ドラッグレースのE/Tクラス分け 集回レースのレギュレーション排気量、車重、過給機の有無によるクラス分け
コンタクトスポーツの体重や、年齢、性別によるクラス分けなどなど

うーん、妙に納得させられること多いです。

どうぞ 本年もよろしくお願いします


2022/10/10

GS1000と日々の日記 ファクトリーまめしば 三觜育哉さん逝去 58歳 memento mor

  こちらのブログでも、紹介したことのある  ”GS1000と日々の日記 ファクトリーまめしば”

GS1000と日々の日記 ファクトリーまめしば


そちらの 三觜育哉さんが逝去されたとのことです。享年58歳

共通の友人から聞いて訃報を知りました。

蘊蓄のある試行錯誤を楽しみながらの修理、セッティングで、仕事の傍ら、趣味が本格的な副業になった”変態”な方でした。

大動脈解離とのことですが、年齢も近いので、私も自分のことのように感じてます。

ご冥福をお祈りします。

人生の残り時間、何をするか考える年ごろですね

Memento Mor  Carpe diem

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今を生きよ! そう思うことしきりです
2022/03/03

W124 500E ラスト コンサート 2022年版 計画(4) トランス シベリアンどころちゃなくなっちゃいました

2019/02/08 ウクライナのレストア W124 500E Restoration in Kief, UKLAINA.

ロシア経由で欧州まで ひとっ走りと思ってましたら、
 きな臭い話が発火して、ウクライナとロシア 事実上の戦争状態になっちゃいました。

 のんきな日本も渡航中止勧告だしたようです

 まだ宣戦布告はされてはいませんが、14年から東部では反ウクライナ独立派とウクライナ政府軍とで
 衝突があり、今回は、北京オリンピック後に、ロシアが満を持して ドンバス地域における特別軍事作戦を開始し、
 ロシア系民族の虐殺阻止、人道的配慮で、ウクライナドネツク、ルガンスク両国を承認。ロシアの同盟国に、

 なので、同盟国に対する支援ですから、侵略戦争じゃありません。ベトナム戦争も、朝鮮戦争も同じ理屈です

 戦争状態は、終結するどころか戦線は拡大し、ウクライナ首都のキエフ空爆や、原子力発電所への攻撃もどうも始まったようです。

 ウクライナ自身、旧ソ連自体は武器としての核保有をしており、独立当時は一説には数千発の核兵器を保有するも、放棄。
 攻撃力がないのに、防御機能のない時限核爆弾みたいな原子力施設を抱えてるわけです。

 こりや、トランスシベリアどころじゃなくなっちゃいました。

 大国のこの手の軍事作戦は、短く終わることは少なく、年単位で続くでしょうから、新コロナ終結後も、北ルートはしばらく難しそうです。

 前にも話しましたが、キエフにも、ロシアにも 500Eオタクつながりの友人も、何人もいますし、オイルパンも購入いただいてます。
 
 ほかにも同国にも同国出身の友人も多く、タイで知り合った柔術の弟子も、キエフ出身、旧ソ連軍 特殊部隊出身の剛の者ですし、
 両国とも、サンボ出身のグラップリング愛好者も多く、パタヤやパンガンなんかは、ロシア人、ウクライナ人率が非常に高いです。
 
 こちらでは、多くのウクライナ人、ロシア人は、寒さを逃れて南国タイやタイの島リゾートで暮らしてます。
正業はなんだかわからないけど、おそらく、みなさん相当に裕福な方たちも多い、正直、出身、得体のしれない人たちです。
 
 そんな方から聞くに、身近なところですと、なんでもクレジットカードが使えない、銀行預金がロックされたようで
 海外発行カードや、資産、収入のない人は、宿代や食事、その日の生活に困り始めてたり、
 不動産投資しようとしてた人たちも代金決済ができない、手付金が流れるなど、など結構混乱してます。
 
 気を見て敏というか、先を考える傾向の強い私なんかですと、
 我が国の行く先を考えるわけです。 みんなウクライナ応援してるようにも見えますが、でも、どこの国も、直接、軍事支援してません。

 ドイツは、2月27日に就任したばかりのオラル・ショルツ首相、現代ドイツの外交政策を一変させました。
 大きく、国のかじ取りを変えて、脱原発やGDP2%軍事費拡大、武器輸出禁止を転換した演説をおこないました。
 ここまでの方針転換は戦後建国以来初めて、旧ドイツ帝国時代の第2次世界大戦前を想起させるレベルです。

 彼ら、方向性きまると、もう時速250㎞/hで走りぬける人たちですから、世の中の流れは大きく変わるでしょう。

 マクロで、原油は上がるでしょうし、通貨変動幅は増える、物流費もさらに上がるでしょうね
 うーん、世界一周どころじゃないですが、まあやらなきゃならないことを続けてます。

 あー、先のブログ書く前にアメリカは自国民向けに退避勧告だしてました。
 そういう危機感も大事ですね 

 戦争ってのは、両方が正義(だと思って国家戦をおこなう)だし、結局強いほう、運が良いほうが勝つ、
 周りの関連当事者含めて、弱者は、選択枝が少ない、国離れる、仕事を変える、資産を移す、よそに行く手段も決断もできない
 わけですから、どんどんつんでいって、呼吸もできなくなる というのが歴史の示すところです。