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2018/09/29

W124  500E メーター オドメーター修理

W124 で は  頻出のメータートラブル
具体的にはオドメーターが動かなくなる。時々 は動く などの症状があります。
ヘアライン号も 30万キロ 25年を超えてこの症状が出ましたので、修理することにしました。

この世代のメルセデス、メーター は往年のVDO製で、液晶やLED、LCD表示ではないアナログの電子式タコメーターに、W124  500Eでは電子式のスピードメーター、他の古いモデルの一部では トランスミッションからのメーターケーブルでの  機械式速度メーターです。
問題のオドメーター に関しては 全てギアを組み合わせた機械式。
同世代のW126  W107 W463や  ボルボ  BMWの同世代のモデルもこの方式です。
この後の129や202 140になって  デジタル液晶になります。
こう見ると  メーターも 透過式ではない 今ではフォークリフトにもないような 古来の外周照射式 で  基本設計は  国産でいうと ケンメリとか  ハコスカ 旧車  昭和50年代 40年代です。
まあ ここら辺の 電球色間接照明のノスタルジック感が この世代のベンツの良さ 味な訳だと思います。
これを無理に 白色LEDとかにすると 目新しさ は出ますが 今となると ややチグハグ感が出てくるのは 残念なところです。
無難なのは 電球色LED や  文字盤書き換え 懐かしの ホワイトメーター 止まりでしょうか
さて 前置きが長くなりましたが、オドメーター不良は この機械式のギアが経年劣化や 摩耗で破損するのが主要原因です。
便利なもので  今は、社外でギア単品でも売っていて  入手可能です。

自分で修理も出来ると思うのですが、私の場合 良い機会なので、他の部分も合わせて SJ経由で メーターOHをお願いしました。
昔  は色々なメーター屋さんがたくさんありましたが、距離戻し(笑笑)の共犯事件等で  淘汰されたり、修理する人も 顧客も減ったり  アッセンブリー交換が前提になったりで、今では 残り少ないですね
もともと怪しい類というか  受付だけして 外注任せや  技術が伴わない素人の延長 修理改造みたいなところも いまだに  あるので トラブルが 多いのが 残念ながら  今でもの  現状だと思います。
2018/08/31

M119  ATI ダンパー  &  ハブ 6pk  8PK 

長らく時間がかかっていましたATIダンパー用クランクプーリー  前期8PKと 後期用6PK
贅沢にも7075 超超ジュラルミン

最近でこそ国内で入手出来る様になりましたが、古くは零式艦上戦闘機  近年でも多くは軍事や民生用航空機向けで、競技車両でもメーカーワークス位しか使ってなかったと思います。
市販車や アフターマーケットで使う様なものじゃ無いんですが、伊達と酔狂でヘアライン号では採用してます。これがホントのコスト無死(笑)
やっぱりバカだって言われるとは思ってましたが、まさかこんな事 他にやる人がいるとは思いませんでした。
CFRPルーフ以上のオオタワケです。
既述の通り、ヘアライン号は電動WPにしたので、ベルト取り回しも変えて4PKのダブル
今回は純正ウォーターポンプ用 前期  後期用で

依頼があったので切削製作して、硬質アルマイトで仕上げました。 この画像はアルマイト前ですので光輝が違うのがわかります
プーリー自体 は純正のプレスよりは大幅に軽量加できて、ダンパー精度も高く、ダンパーの減衰能力も高いから、V8特有の回転ザラつきがある減少し、振動起因のフリクションや  油膜切れ、破損も減ることを期待してます。

装着が大変な部品でありますが、ユーザーレポートが楽しみです。
2016/03/28

旧暦如月、まだ咲ききらぬ花の満月の夜に君は逝きたまふ

平成28年3月24日込谷勇樹  享年42歳  Dookies 代表日本の代表的カスタムカービルダーが逝去しました。

このブログでも何度か名前が登場しています込谷さんです。

写真は、チューニングパワーズでの一枚ドラッグマガジンの表紙にもなった代表作のS30Z ツインターボV8


TRC東京流通センターでの撮影 DOOKIES のページから



 

こちらの読者の方は、ご存知かもしれませが、
彼はベンツのM102、103、104、そしてM119エンジンも手がけるチューナーでもあり、
昔、オートワークス時代に登場したモーテック制御のNos噴射R129も彼のワークでした。

ヘアライン号のモーテック化の際も、VH45クラセンアダプター使用は彼のアイデアで、部品も彼の手配でアダプターも制作してくれたものです。
昨年夏のパワーチェックの結果も気にしてくれて、わざわざ電話をくれました。

彼がエンジンを組むとき、90度V8のバランスウエイトについて、あーでも無い、こーでも無いと図と電卓片手に口角泡を飛ばしたり、
彼の制作したM119タコ足、ロング等長の集合順番、点火順序、長さについて喧々諤諤の議論をした事がありました。

楽しみにされていたV8 8連スロットルの吸気音を聞かせることも叶わないまま、早逝されてしまいました。

嗚呼 口惜しくもあり、無念かつ、この代わりを誰が出来ようと焦る気持ち、
寂しくも、悲しくも、怨ましくこそある別れです。

材木工場跡の土手に咲く桜木は、中に秘めたる臙脂色の濃さが樹影に残り、
真白く咲かんとして、きっとまだ蕾であったことでしょう。

近くの公園の桜並木で撮影をお願いすることももう、叶いません。 

近いうち、できるだけ早く、あの世に聞こえるくらいに、ダブルプレーンのV8でも、クロスバンクで倍音のエキマニをこさえて、
8連スロットルの吸気音のバックコーラスで奏でてやるから、待っててください。

異国に働き、遠く離れているため、通夜葬儀には参列できないのが残念でなりませんが、あの世でも使えるらしい、
冥土銀行発行の香港ドルとアイフォンを贈ります。
今、いつか、時間気にしないで、 億円かけたカスタムカーを作りたいって呟いて言ってたこと思い出しています。 

来週の清明節には100万ドル分、代金を燃やすので、きっと、
そっちに届いたら、あの世でも、どうか素晴らしい作品を創り上げてださい。

貴殿一流のこだわり、左右対象と質感、色の統一にこだわりぬいた、自慢の作品の写真のイメージをどうか、
内緒でメッセンジャーで送ってください。 

そうしたら、思いっきり、パクらせてもらいます。

ただ、真似しても、またパクられたと、怒る貴方の声を直接に聞くことがもう無いのが、寂しくてたまりません。

願はくは花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃

西行法師の歌の通り、旧暦如月16日、満月の夜に君は逝きました。

満開を待たずにフライング気味にプロスタートで駆け去っていくのが貴男らしいと思う朧月です。


2012/09/15

過去を振り返って2012年-使った感想をお聞かせください-



毎年、SJの立ち上げを決めた、この時期に、過去を振り返ることにしています。

 長いこと、何年もこんな車道楽を続けてこれるのも、協力、応援していただける皆様の
お蔭だと思っています。

500E、本ブログに関しては
 「現代の最先端の技術で当時メーカーが出来なかったことを行う」 という大げさな
テーマでやっているわけですが、それは、あるモノを流用する、組み付ける、加工したり、
精度を上げたり、表面処理、熱処理、研磨を行うということや、新しくデザインして創る
企画するというようなこともあります。

毎年この時期恒例の昔話ですが、
500Eに関しましては、旧くは、SJ創業当初にやりましたNEEZとのホイール製作、
ご存じの方も多い裏話ですが、現在エボ6という名前で売られているホイールは、
SJ創業時、99年、八王子の鑓水の森岡さんの工場二階の間借りの事務所で、
こちらも創業したばかりのオーダーホイールのNEEZの大森社長にお越しいただき、
企画したことに端を発します。

その後、2000年,SJから森岡さんが分離独立して、当時まだ珍しかった18インチでリミテッドホイールのデザインということで、大枚を叩いて、型を起こして、アンフィに独自で企画を進めたのですが、まあ紆余曲折があって、NEEZが独自で販売しているわけです。
NEEZ社では、おそらく最も良く売れたホイールの一つだと思います。

その紆余曲折も良く知っているので、
私としては、今一つ、自分でユーロ6なるホイールを使いたいとは思えず、今に至るわけです。
でも、良い品物、良くできた、世の中で良く、正当に評価された品物、10年以上も愛されている良品であるとは思います。

さて、ここ数年を順不同で振り返ると、サブさんにCFRPのサンルーフ作ってもらった(1個だけ)、
 コンロッド作った、100φの鍛造ピストン作った(まだ組めてない(汗))
 カーボン製の屋根(全部(笑))作った(驚いたことに日本だけで3台のCFRP屋根の500Eがいます)、
 昨年、足かけ何年かで、アルミフィン付エンジンオイルパン(合計20個)を造りました
(正確にはエスコートの塩原さんに作ってもらった)。
 ATFパンは、まだ出来てません(汗)。

 今年は、エンジントルクダンパー試作しましたが、まだバージョンアップできてません。
他に、今年は、プロペラシャフトをバランスとってもらってアッセンブリーで頒布しました。
 (御蔭様で、即時完売で、第二弾も予約で完売です。)
 等とやってはいます。

それで、自分でプランする、製作を企画する、チェック、試験する、改善する という方法を、工場や生産、経営現場でよく使っているPDCA方法を取る、取っているのですが、実際、自分でやっていると、結構、
思い込みや、良いに違いないというバイアスがかかってしまいがちです。

そもそも、500Eの部品のほとんどは、私家版で、自分のために創ったものなので、手間や時間を考えると、とてもビジネスレベルには達しないものなのですが、その分、性能については、万全を期しており、ただ、正直、他の人の感覚だと、どうなのか、という部分の評価をいただき、改善するべきところは、真摯に改善するというほうが より良いものができる、今後のためになると思っています。

そんなわけで、お使いになっている方は、お暇なときにでも、感想、使用後のご意見等をお聞かせいただけると幸いです。

 うまくいかないな、大変だなと思ったときの、一押しになります!
2011/06/04

Dookies




DOOKIES のブログ

 Dookies コミヤさんのブログができました。

 写真は、TuningPowersの白眉 VQ45にツインターボをS30に搭載したkomiya号

 商売柄、いろんなチューナー見てますが、センスの良さでは間違いなくトップランクです。
 目の肥えた雑誌編集者の車バカが 自分の車依頼する理由が これでしょう

 一見、チタンパイプと溶接の美しさに目がいき勝ちですが、
 ヘッドカバーとパイピングのブルーの色あわせ、
 インタークーラーのブラストのつや消しと他のアルミの質感のグラデーション
 艶あり仕上げのエンジンルーム塗装、ステー、タワーバーの製作
 配管の色あわせ、ブレーキ配管等のHidden などなど

 世界のショーカーと勝負できるまでに仕上がってます。

 ちなみに彼は、M119用のクラセン台座や、インジェクター用のデリバリーパイプ
 などなど、ベンツ用の加工もやってます